健康診断・人間ドックを充実させ、全身の病気の早期発見、予防にも尽力。どんな相談も気軽にできる敷居の低い、温かな医院を目指し、ホスピタリティの発揮にも努める
日々の診療で大切にしていることを教えてください。

地域の皆さんのかかりつけ医であり続けたいという思いから、患者さんお一人おひとりの不安や困りごとに丁寧に寄り添う、温かな診療を大切にしています。
たとえば検査結果の説明一つを取っても、伝え方次第で患者さんの受け止め方は大きく変わります。不安を必要以上にあおるような表現は避け、できる限り安心していただけるよう心がけています。とくに、おなかの不調は不安や緊張といったストレスが引き金になることもあるからこそ、常に患者さんの立場に立って考え、心身ともに負担の少ない対応を意識しています。
また、診療は私一人ではなく、スタッフを含めた医院全体で行うものだと考えています。院内の雰囲気や声かけ、ちょっとした配慮の積み重ねによって、患者さんが「来てよかった」と思って帰っていただけるよう、チーム全体でホスピタリティの発揮に努めています。
地域のかかりつけ医として、健康診断や人間ドックにも力を入れているそうですね。
はい。とくに中高年になると、生活習慣病をはじめとする慢性疾患を発症される方が増え、複数の病気を併せもつケースも少なくありません。こうした状態を自覚のないまま放置してしまうと、脳卒中や心筋梗塞といった重大な疾患につながる可能性があります。
大きな病気を未然に防ぐこと、そして万が一見つかった場合でも、早期に治療につなげることが重要です。そのためにも、健康診断や人間ドックをより身近なものとして捉えていただけるよう、今後さらに啓発に力を入れていきたいと考えています。
具体的に、どのような健康診断や検診が受けられますか?

一般的な健康診断から各種がん検診、人間ドックまで幅広く対応しています。健康診断については、血液検査、胸部レントゲン、心電図などを含む雇用時健診(自費診療)のほか、広島市の特定健診である「元気じゃ健診」、さらに胃がん・大腸がんの各種がん検診を実施しています。
人間ドックは自費診療で、目的に応じて2つのコースをご用意しています。法定健診項目に腎機能や糖尿病に関する検査を追加した「ライトドック」と、これに加えて肝炎ウイルス検査、腫瘍マーカー、腹部超音波検査、胃内視鏡検査まで含めた「スタンダードドック」です。
どの検査が適しているかは、年齢や既往歴、生活習慣などによって異なります。お一人おひとりの状況に応じて丁寧にご説明しますので、「自分にはどの健診が合っているのだろう」と迷われた際は、気軽にご相談ください。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?
休日は、家族と過ごす時間を大切にしつつ、必要に応じて持ち帰った仕事に向き合うことが多いですね。家族と過ごせるときには、子どもと一緒に海釣りに出かけるのが楽しみの一つになっています。まだ始めて間もないので、釣果は小ぶりの鯛やカサゴといったかわいらしいものが中心ですが、子どもからは「いつか大物を釣りたい」と期待をかけられています(笑)。
今はなかなか自分の時間を十分に取ることができませんが、もう少し余裕ができたら、バスケットボールなど、以前から好きなスポーツを観戦しながらリフレッシュできたらいいなと思っています。
今後の展望をお聞かせください。
私は、「胃がんや大腸がんで亡くなる方を一人でも減らしたい、できることならゼロにしたい」という思いを原点に、この地で開業しました。その実現に向けて、これからも自分にできること一つひとつに、全力で取り組んでいきたいと考えています。
現在、当院で内視鏡検査を受けられる方の多くは、がんであっても比較的早期、あるいは十分に治療が可能な段階で見つかっています。しかし、「症状が出てからでは遅い」という事実は、まだ十分に知られていないと感じています。だからこそ、内視鏡検査や健診、人間ドックの重要性について、今後さらに積極的に啓発していきたいですね。
健診や人間ドックを、遠方の医療機関まで行かずとも、身近な地域で気軽に受けていただけることも、当院の大きな役割だと思っています。検査の結果、「特に問題はありませんでしたね」と安心していただける方が一人、また一人と増えていくこと──それこそが、私がこの場所で開業した意義であり、これからも大切にしていきたい医療のかたちです。
さいごに、読者へのメッセージをお願いします。

読者の皆さんに、ぜひお伝えしたいことが二つあります。
一つ目は、ご自身では「この程度なら大丈夫」と感じるような症状であっても、少しでも違和感があれば早めに受診してほしいということです。たとえば、「これまではお通じに困ったことがなかったのに便秘がちになった」「便秘と下痢を繰り返すようになった」といった、ささいに思えるおなかの変化が、実は大きな病気のサインであることもあります。
もう一つは、健康診断や便潜血検査・胃バリウム検査などで異常を指摘された場合には、できるだけ早く医療機関を受診してほしいという点です。「忙しいから」「もう少し様子を見よう」と先延ばしにした結果、せっかくの早期発見の機会を逃してしまうことほど、残念なことはありません。
私は日々、「手遅れにしたくない」という強い思いを胸に診療を行っています。気になることがあれば、どんなに小さな不安でも構いませんのでぜひご相談ください。
自由診療費用
※表示価格はすべて税込みです
- ・雇用時健診(法定健診項目):9,680円
- ・一般健診(胸部レントゲンなし):3,850円
- ・一般健診(胸部レントゲンあり):4,840円
- ・人間ドック(ライトドック:法定健診項目+尿検査、血液検査、便潜血検査)12,100円
- ・人間ドック(スタンダードドック:ライトドックの検査項目+肝炎検査、腫瘍マーカー、腹部超音波検査、胃内視鏡検査)38,500円
※価格は2026年2月17日現在のものです。変更となっている場合がありますので、必ず医療機関にご確認ください。