更新日: 2026-04-28

基本情報

名称:
干隈すみれ内科クリニック
診療科目:
内科, 消化器内科, 呼吸器内科, 循環器内科
住所:
〒 814-0163
福岡県福岡市早良区干隈5丁目30-5

電話番号092-801-3222電話
する

風邪や腹痛、生活習慣病、10代のメンタル不調など、地域の医療ニーズに対応して幅広く診療。胃・大腸内視鏡検査や漢方治療を軸とした東洋医学など専門診療にも注力

どのような患者さんが多く来院されていますか?

父の代からの患者さんをそのまま引き継いでいるため、年齢層は10代の若い方から80〜90代のご高齢の方までと幅広いです。私が継承してからは、40代・50代の方の受診も増えてきました。
 
主訴としては、発熱や腹痛といった急性症状で来院される方は年齢を問わずいらっしゃいます。中高年の方では、高血圧や糖尿病といった生活習慣病で定期的に通院されているケースが多く見られます。また、勤務先や地域健診で異常を指摘され、内視鏡による精密検査を受けに来られる方も少なくありません。近年では訪問診療の依頼も多く、地域のニーズの広がりを実感しています。
一方で、10代の患者さんも少なくありません。例えば中学生の女の子が便秘やメンタルの不調、起立性調節障害の相談で親御さんと一緒に来院されることもあります。

幅広い診療を行っていらっしゃいますが、特に力を入れている分野について教えてください。

父の代から「どんな相談にも応じる」というスタンスは変わりませんが、私自身は消化器専門医でもあり、おなかの症状や胃・大腸の内視鏡検査に特に力を入れています。なかでも女性のがんによる死亡原因の第一位は大腸がんであるため、大腸カメラに精通した女性医師にも加わってもらい、検査体制を強化しています。
当院は医師をはじめスタッフ全員が女性ですので、羞恥心から検査に抵抗を感じていた女性の方にも、安心して内視鏡を受けていただける環境づくりを心がけています。

胃カメラ、大腸カメラの苦痛を軽減するために工夫していることを教えてください。

胃カメラ検査の様子の写真

患者さんのご希望に応じて鎮静剤を使用しており、実際に多くの方が鎮静下で検査を受けられています。「いつの間にか終わっていた」とおっしゃる方も多く、苦痛の軽減につながっています。胃カメラは経鼻・経口の両方に対応していますが、経口の場合でも径の細い経鼻カメラを用いることで、できる限り負担を少なくしています。
大腸検査前の下剤の服用は基本的にご自宅でお願いしていますが、ご高齢の方やご希望の方には院内でも対応しております。

漢方治療にも力を入れていらっしゃるそうですが、具体的にはどのような診療が受けられるのでしょうか?

慢性的な倦怠感、鎮痛薬を服用しても繰り返す片頭痛、めまい、慢性的な便秘やストレスに伴う下痢など、器質的な異常がはっきりせず症状が長引く場合に、漢方薬を選択肢の一つとしてご提案しています。実際に、夏バテのようなだるさで受診された方が「体調が整ってきたので続けたい」とお話しになることもあります。
漢方薬は体質や症状の経過を踏まえて処方を組み立てられる点が特長で、片頭痛などでは、状況に応じて頓用として用いる処方を選ぶこともあります。西洋医学的な診断や治療と併用しながら、日常生活での養生指導も含めて総合的にサポートしています。
 
安全面については、長期服用や体質によって副作用のリスクが変わるため、必要に応じて血液検査などで肝機能・電解質などを確認しながら処方を調整しています。

須貝先生ご自身が、漢方治療の効果を実感したご経験があるそうですね。

須貝 真生先生の写真

そうなんです。私自身も婦人科系の不調を抱えていて、なんとか体質改善をしたいと思い、10年ほど著名な漢方の先生の治療を受けながら、ヨガやピラティス、ベリーダンスを生活習慣に取り入れて、改善効果を実感できたんです。
 
漢方や東洋医学は、月経に伴う症状や更年期の不定愁訴など、女性特有の不調との親和性が高いとされています。もちろん女性に限らず、いわゆる“未病”(病気以前の診断のつかない頭痛、めまい、便秘、下痢、生理痛、不妊など)の改善にも有効な場合がありますので、体を温める食生活や適度な運動など生活習慣の工夫と併せて、漢方を軸に患者さんと二人三脚で病気の予防や体調管理に取り組んでいます。