更新日: 2026-04-28

基本情報

名称:
干隈すみれ内科クリニック
診療科目:
内科, 消化器内科, 呼吸器内科, 循環器内科
住所:
〒 814-0163
福岡県福岡市早良区干隈5丁目30-5

電話番号092-801-3222電話
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正確な診断と適切な治療を目指し、ていねいな問診を徹底。「地域に貢献したい」という思いから、訪問診療の充実や未病対策のための活動も計画

未病への取り組みも積極的に行っていらっしゃいますね。

未病とは、検査では大きな異常が見つからないものの、頭痛やめまい、便秘・下痢、不眠、生理痛、不妊、慢性的な疲労感など、さまざまな不調が続いている状態をいいます。一般的には、病名がつかない症状に対しては対症療法として一時的に薬で抑える対応が中心となることも少なくありません。しかし、それだけでは根本的な解決に至りません。

当院では、未病への対応においても、まずは適切な診察と必要な検査を行い、重大な疾患が隠れていないかを丁寧に確認します。症状の背景に病気があるのか、それとも検査では異常が見つからない状態なのかを見極めることは、医師としての重要な責任だと考えています。そのうえで、異常が見つからないにもかかわらず続く不調に対しては、漢方をはじめとする東洋医学の視点も取り入れ、体質や生活背景まで丁寧にうかがいながら、体全体のバランスを整える医療を行います。

将来的には、十分な時間をかけた問診のもと、お一人おひとりに合わせたライフプランを共に考え、日常生活にまで寄り添う伴走型の健康サポートへと発展させていきたいと考えています。不調の原因は日々の生活の中にあることが多いからです。
「自分の体は本来、自分で治す力を持っている」——その力を引き出すお手伝いをすることが、私の目指す医療です。

日々の診療で、大切にしていることをお聞かせください。

須貝 真生先生の写真

私自身、長年にわたり医療の「受け手」として治療を受ける経験をしてきました。そのなかで、医師の言葉がどれほど大きな影響を与えるかを強く実感しました。ある言葉に落ち込むこともあれば、励まされ前向きになれたこともあります。だからこそ、自分の発言が患者さんにどう響くのかを常に意識し、お一人おひとりに寄り添った診療を行うことを何よりも大切にしています。

特に「問診」を大切にされているそうですね。

はい。患者さんのお悩みや治療に対する考えをきちんと受け止めたうえで診断・治療につなげることが大切だと考えています。ですので、当院の問診票は、症状や生活習慣などを幅広く把握できるように細かく質問項目を設けているんです。さらに必要に応じて、診察前に看護師が補足の質問を行い、できるだけ漏れなくお話を伺えるよう工夫しています。

医院を継承された際にリフォームを行われたそうですが、医療設備や院内の雰囲気について教えてください。

医療設備については、レントゲンや心電図、胃・大腸の内視鏡システム、エコーなど、初期診断に必要な機器を一通り整えています。血液検査も、血球や炎症反応、血糖HbA1c、肝機能、腎機能、脂質、電解質など一般的な健診で調べる項目は、その日のうちに結果をお伝えできる体制です。診断から治療へと速やかに移行できることで、患者さんに安心していただけるよう心がけています。

干隈すみれ内科クリニックの院内の写真
快適さにこだわった洗面化粧台・トイレ

院内は「明るく、やさしい雰囲気」を大切にデザインしました。外観がモダンなため、通りがかりの方から「カフェかと思った」と言われることもあるほどです(笑)。特に女性の患者さんに安心して通っていただけるよう、女性用トイレのリフォームには力を入れ、細部まで快適さに配慮しました。清潔感と温かみを両立させた空間づくりを意識しています。

今後の展望として、何かお考えになっていることはありますか?

一つは「訪問診療」です。現在も、ご高齢で通院が難しくなった患者さんのご自宅や施設に伺い、診療を行っています。この地域でも「受診したいのに通えない」とお困りの方が増えており、そうした方々に継続的に医療を届けることが大切だと感じています。今後は、介護とも連携しながら、途切れることなく医療につなげていける体制を強化し、地域の方々に安心を届けていきたいと考えています。

東洋医学に関連して、今後特に未病に関して計画されていることがあると伺いました。

そうなんです。“温活サークル”のような取り組みを始めたいと考えています。東洋医学には「養生」という考え方があり、未病の段階から御自身で体調を整え、健康な状態を普段の日常生活で維持していくことを大切にします。地域の皆さんにもその養生を実践していただけるよう、例えば体を温める食品について学ぶ勉強会や、ヨガ・ベリーダンスなどを一緒に行って心身の巡りを整える活動をイメージしています。

実は、院内をリフォームした際に壁一面を鏡張りにしたスペースをつくりました。新型コロナ禍前までは知人の先生にお願いしてヨガ教室を開催していたので、そろそろそうした活動も再開できればと思っています。また、院内にはマイクロ波や遠赤外線といった、体の芯から温める温熱機器も揃えています。月経トラブルや更年期、便秘などでお悩みの方はもちろん、健康を目指す方々とも一緒に「養生」に取り組み、地域に元気を広げていくことが、今の私の夢ですね。

さいごに、読者へメッセージをお願いします。

須貝 真生先生の写真

地域のクリニックは、患者さんが最初に訪れる「医療の入口」です。当院もその役割を大切にし、専門分野にかかわらず、どのようなお悩みにも真摯に向き合っていきたいと考えています。「病気かどうかわからないけれど不調が続いている」「どの診療科にかかればよいのかわからない」といったご相談も、どうぞ気兼ねなくお寄せください。
当院で対応できない検査や治療については、患者さんのご希望を伺いながら、信頼できる専門病院へ速やかにご紹介し、安心して医療を受けていただけるよう橋渡しをしています。地域の皆さまの“ホームドクター”として、健康を支える身近な存在であり続けたい──その思いで日々診療に取り組んでいますので、どうぞお気軽にご相談ください。