スペシャル対談
女優
羽田
美智子
Michiko Hada
監修 : 吉川整形外科 吉川 恭弘 院長
舞台本番当日「右腕が上がらない!」
羽田美智子さんが体験した突然の五十肩と更年期の関係性——“自然に美しく”年を重ねるために実践したいこと
記事本文
40〜50代女性が今すぐ「やめるべきこと」と「始めたいこと」
先生、忙しい40〜50代の女性が「これだけは避けたほうがよい」という習慣はありますか?
「極端なダイエット」です。体重を減らすために食事を抜く方がいますが、エネルギー源がなくなると、体は自分の筋肉や骨を削ってエネルギーを作り出そうとします。その結果、肌はボロボロ、骨はスカスカ、肩はガチガチになってしまうのです。
また、日本人女性に圧倒的に足りないのが「ビタミンD」です。美白を意識するあまり太陽光を避け、日焼け止めを完璧に塗っていると、体内でビタミンDが作られません。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける必須の栄養素ですから、これが不足すると、どんなにカルシウムを摂っても骨にはならないのです。
年齢を重ねると代謝が落ちるのでついダイエットをしたくなりますが、食事が重要なのですね。食事では何を意識すればよいでしょうか。
優先して摂ってほしいのは「タンパク質・鉄分・ビタミンD」です。食材としては、肉類、魚、大豆製品を毎食摂ることがおすすめです。肉類は牛肉・豚肉・鶏肉をバランスよく。また、赤身の肉類やレバーには鉄分が豊富に含まれています。鉄分が足りないと酸素が全身に行き渡らず、組織の修復が遅れますから、意識して食べるようにしましょう。
それから、「何を食べるか」と同じくらい「どう食べるか」も重要です。私のクリニックでは「タンパク質ファースト」をおすすめしています。最初にタンパク質を食べることで、必要な栄養を確実に吸収し、最後に少しの炭水化物を「ごほうび」として楽しむ。これだけで体は大きく変わりますよ。また、必要な栄養素を食事だけで摂取するのは難しいため、サプリメントを効果的に活用することも重要です。
羽田さんは、「これだけは続けている」というセルフケアはありますか?
毎朝、ラジオ体操第一・第二を欠かさず行っています。それから、歯磨き中の片足立ちや、夜にお風呂で温まった後のアロマストレッチです。「その日のねじれはその日のうちに取る」のがマイルールで、植物や精油の力を借りて疲れや心のこわばりを溶かしていきます。夜、お風呂上がりに自分の体を優しくさすってあげるだけでも、体はちゃんと応えてくれるような気がしますね。
適度な運動はとても大切です。運動する際には無理にがんばらず、体が「気持ちよさ」を感じるようにゆったりと行うことがポイントですよ。日々忙しい方でも実践できる「1分ケア」を3つお伝えしますので、ぜひ一緒にやってみましょう。