スペシャル対談
タレント・一般社団法人Woman's ways代表 潮田 玲子 Reiko Shiota
監修 : ゆうレディースクリニック東小金井 三浦 裕美子 院長
「玲ちゃんもホルモンにはかなわない!」
先輩ママの言葉を実感——アスリート時代から産後・育児、更年期まで。潮田玲子さんに聞く“女性の不調”との向き合い方
記事本文
アスリート時代と全く変わらない、子育て中の「体調管理への意識」
潮田さんはアスリート時代と、出産を経て育児に励む今とで、「体との向き合い方」は変化しましたか?
アスリートにとって体は何よりの資本なので、現役時代は緻密に体調を管理していました。でも「代わりが利かない」という点ではアスリートも親も同じですから、体調管理への意識は変わっていませんね。
むしろ、現役の頃は自分自身の体調だけに向き合っていればよかったのですが、今は自分の体調が家族にも影響するので、以前よりも気をつけなければいけないなと感じています。
お忙しい中で、どのように体調を管理されていますか?
今は、毎日の生活リズムをできるだけ崩さないように、起きる時間や寝る時間はなるべく一定に保つよう心がけています。私はとにかく睡眠が大切なタイプで、7〜8時間はしっかり寝たいんです(笑)。なので、子どもと一緒に早めに布団に入って、自分の睡眠時間を削らないようにしていますね。
その分、起きている間はできるだけ集中して、100%のパフォーマンスを発揮するようにしています。
お子さんが小さい時期は、ご自身の時間がなかなか取れず、体調管理も大変だったと思いますが、どのように過ごされていましたか?
私は家の中にずっといると気が滅入ってしまうので、よく子どもを連れて散歩に出かけていました。赤ちゃんを抱っこしたままスクワットをしたり、膝に乗せて腹筋をしたり、家の中でもできる運動を“遊びの延長”として一緒に楽しむようにしていましたね。
「運動しなくちゃ」と思うとストレスになるので、「ウォーキング」ではなく「散歩」と捉えたり、わざわざスポーツウェアに着替えず普段着のまま体を動かしたりして、気持ちのハードルを下げていました。
さすがアスリートらしい工夫ですね。体調管理の基本は「睡眠・食事・適度な運動」です。しっかり眠り、バランスよく食べて、少しでも体を動かせると理想的です。
とはいえ、赤ちゃんの夜泣きで眠れない日が続いたり、育児や家事、仕事に追われて運動の時間がとれなかったりと、自分の時間を確保するのは本当に難しいですよね。
そんなときは、無理をせず周囲に頼ることも大切です。「少しだけ休みたいからこどもを見ていてほしい」など、家族やパートナー、地域の支援に頼っていいんです。
運動も、YouTubeを見ながら軽く体を動かす、入浴後にテレビを観ながらストレッチするなど、まずは負担の少ないものからで十分。少し体を動かすだけでも気分転換になりますし、体調もぐっと整いやすくなりますよ。