スペシャル対談
EXILE 松本 利夫 Toshio Matsumoto
監修 : スラージュ内科クリニック 岩堀 本一 院長
EXILEが飛躍を遂げる中で難病「ベーチェット病」に…
困難を受け入れたMATSUが語る「折れない心の作り方」
EXILEのパフォーマーとして日本のエンターテインメント界で活躍し、現在も多様な活動をされているMATSUこと松本利夫さん。華やかなステージの裏側で、国指定の難病「ベーチェット病」という大きな困難と対峙していました。
松本さんは絶望の淵でどのように「折れない心」を育み、病と共に生きる道を見つけたのでしょうか。腎臓病や糖尿病、リウマチなどの専門家である岩堀先生と共に語っていただきました。
松本 利夫さん、岩堀 本一医師のプロフィール
EXILE
松本 利夫
(まつもと・としお)
神奈川県川崎市出身。2001年にEXILEのメンバーとして「Your eyes only~曖昧なぼくの輪郭~」でデビューし、パフォーマーとして活躍。2007年より役者としての活動を開始し、2015年末にパフォーマーを卒業。現在は『松本利夫ワンマンSHOW「MATSUぼっち」シリーズ』の上演、舞台や映画、ドラマで主演するなど、役者業を中心に活躍中。2026年4月21日/22日に東京ドームで開催される「EXILE LIVE 2026 "THE REASON"〜PERFECT YEAR Special〜」にSPECIAL MEMBERとして出演。
スラージュ内科クリニック 院長
岩堀 本一
(いわほり・もとかず)
大学病院で20年以上にわたり、腎臓移植や人工透析など腎臓疾患領域で研鑽を積んできたベテランドクター。リウマチや膠原病、自己免疫疾患の診療にも携わり、アメリカのスタンフォード大学へ留学し、現地で研究職に就いていた経験も持つ。
2015年にスラージュ内科クリニックを開院。同院では、糖尿病の診療をはじめ、腎臓疾患やアレルギー、膠原病、糖尿病の合併症予防まで、自身の専門を活かした診療で地域医療に貢献している。日本腎臓学会腎臓専門医/日本内科学会総合内科専門医。
記事本文
表現の場を変えて活躍する松本利夫の「今」
松本さんが2015年末にEXILEのパフォーマーを卒業されて早10年が経ちます。最近はどのような活動に力を入れていますか?
パフォーマーとしての活動は一区切りつきましたが、今でも常に“EXILEの血”を感じながら、表現の場を「ダンス」から「お芝居」に変えて活動しています。
最近では、出身地である川崎市の市民文化大使として、川崎のまちを元気にする活動や、警察庁の特殊詐欺撲滅に関する「ストップ・オレオレ詐欺47」プロジェクトにも携わっています。
私生活では、お二人のお子様の育児もされていると伺っています。
はい。とはいえ、育児は分からないことだらけですし、完璧な父親だとは思っていません。でも、EXILEとして活動している時期は多忙で、ほとんど家にも帰れなかったので、日々予定を調整しながら子育てに携われている今、生活がとても充実しています。
子どもと一緒に笑ったり驚いたり、毎日の小さな出来事を楽しむ時間が、何より大切です。
丁寧に生きていらっしゃる姿勢が伝わってきます。それは、過去に大きな病を経験されたことが関係されているのでしょうか?
はい、「ベーチェット病」を患ったことが深く関係しています。当たり前の日常が、実は当たり前ではない。それを痛いほど知ったからこそ、一つひとつの物事に対して「流さずに、しっかり向き合う」ようにしています。