皮膚科、美容皮膚科の両方に対応。症状や生活スタイルに合わせた治療の選択肢を提案
こちらのクリニックの特長を教えてください。
当クリニックでは、湿疹、かぶれ、アトピー性皮膚炎、じんましん、ニキビ、水虫といった一般的な皮膚疾患から、しみ、しわ、たるみの改善や、医療レーザー脱毛、育毛など、美容皮膚科の分野まで幅広く対応しています。保険診療だけでなく自由診療も含めたいろいろな選択肢の中から、患者さんの症状や生活スタイルに合わせた治療法や施術をご提案することができるのが当院の強みですね。
たとえば、ニキビ治療ですと、保険診療では毛穴のつまりを作りにくくする塗り薬やビタミン剤・漢方薬の処方、炎症がある場合には抗生物質の外用薬や飲み薬で症状の改善を目指していきます。それらの保険診療で治療しても効果があらわれず繰り返しニキビができてしまう方、ニキビ痕や色素沈着も治していきたいという方には、自由診療での治療をご提案させていただきます。具体的には、薬剤を肌に塗り、皮膚表面を薄く剥がすことで古い角質や皮脂を取り除く「ケミカルピーリング」や、肌に微弱な電流を流すことによって、有効成分を角質層まで浸透させる「イオン導入」などがあげられます。
ケミカルピーリングでは、施術中に少しヒリヒリとした感じがすること、施術後には乾燥しやすくなること、また両施術ともに皮膚に炎症が起こって赤みやかゆみ、痛み、腫れ、発疹などの症状があらわれるリスクがあることなど、丁寧に患者さんにお伝えした上で、ご納得いただいてからの施術となります。
日本皮膚科学会皮膚科専門医として、これまで数多くのニキビ診療に携わってきた経験をもとにきちんと診断をつけた上で、保険診療で改善できるか、自由診療のケアが必要かを適切に判断しています。「自由診療=高額」と思われるかもしれませんが、自由診療はあくまで保険診療では対応できない場合や、患者さんがより早い結果を望まれた場合の選択肢です。ご予算のことも考慮に入れながら、患者さんの「治したい」というニーズに応えられるよう、適切な治療や施術のご提案をさせていただきます。
シミの改善にはどのようなアプローチをされていますか?
当院では、内服治療やレーザー治療など、患者さんのシミの状態やご希望に合わせた適切な治療法をご提案させていただいています。
たとえば、アレックスレーザーは、茶や黒色の、塗り薬や飲み薬で取りきれないシミに反応するレーザーを照射し、かさぶたにして取る方法です。リスクとしてはヒリヒリ感が数日続くことがあること、ガーゼを1日1~2回貼り替え、2~3週間前後貼り続ける必要があること、自由診療であることを納得いただいてからの施術となります。
シミの一番大きな原因は紫外線ですが、日頃行っているスキンケアやマッサージなどの摩擦が原因で生じてしまう場合もあります。当院では、肌トラブルを繰り返してしまわないように、皮膚科専門医の視点から、スキンケアや紫外線対策など丁寧にアドバイスさせていただきます。