父親の医院を継承する覚悟で、消化器内科医の道へ。地域に根ざした診療体制を目指し準備を重ねる
はじめに、貴彬院長が医師を志したきっかけと、消化器内科を専門とされた理由をお聞かせください。

【貴彬院長】当院は私が生まれた1982年に父が開業した病院です。子どもの頃から病院で父の働く姿を見て育ち、医療を身近に感じていました。学生時代は部活に夢中でしたが、毎日仕事で家から出ていく父を見て徐々に医師を目指そうと決意し、医学部に進学しました。
元々は救急医や外科医への憧れもあったのですが、将来父の後を継ぎ地域医療を守ることを考え、幅広い疾患を診ることができる内科診療のスキルを身につけようと内科医の道を選びました。消化器内科を専攻したのは、内科の中でも手技が多く、検査から診断、治療に至るまで自分の力で完結できるところに魅力を感じたからです。
貴彬院長が貴院を継承されるまでのご経歴を教えてください。
【貴彬院長】2年間の研修医生活を終え、京都府立医科大学消化器内科専攻医となり内視鏡について学びました。その後は内科救急に力を入れている病院で、内視鏡に励む傍ら救急について研鑽を積みました。そしてその後は、大学院に進みました。現在話題になっている腸内細菌についての研究に取り組みながら、内視鏡検査や早期消化器がんを内視鏡で切除するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)といった手術経験も数多く積み、技量を磨きました。
その後も京都鞍馬口医療センターや愛生会山科病院で診療する傍ら、京都府立医大で内視鏡検査や治療を続け、総合内科専門医※1、消化器病専門医※2、消化器内視鏡専門医※3として経験を重ねたことにより、現在の診療に繋がる地盤を築くことができたと自負しています。
消化器内科を専攻すると決めた頃には、いずれ父の後を継ぐという覚悟は固まっていましたので、継承するまで10年以上にわたり、勤務医として働きながら日曜日の夜勤に当院の診療のサポートを続けていたんです。病院と医院の両方の治療に携わることで、双方がすべきことの違いを学び、地域に根ざした診療体制を目指し準備をしてきたつもりです。2022年からは土曜日の診療にも携わり、2024年4月に正式に院長を継承するに至りました。
その後も京都鞍馬口医療センターや愛生会山科病院で診療する傍ら、京都府立医大で内視鏡検査や治療を続け、総合内科専門医※1、消化器病専門医※2、消化器内視鏡専門医※3として経験を重ねたことにより、現在の診療に繋がる地盤を築くことができたと自負しています。
消化器内科を専攻すると決めた頃には、いずれ父の後を継ぐという覚悟は固まっていましたので、継承するまで10年以上にわたり、勤務医として働きながら日曜日の夜勤に当院の診療のサポートを続けていたんです。病院と医院の両方の治療に携わることで、双方がすべきことの違いを学び、地域に根ざした診療体制を目指し準備をしてきたつもりです。2022年からは土曜日の診療にも携わり、2024年4月に正式に院長を継承するに至りました。
※1日本内科学会総合内科専門医 ※2日本消化器病学会消化器病専門医 ※3日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
