地域のかかりつけ医として、「患者さんが気軽に来院でき、満足して帰る場所」でありたい
先生が日々の診療で心がけていることをお聞かせください。
『まずは近藤先生に相談を』をモットーにしております。患者さんからすれば、病院に行くこと、そして診察を受けることは少なからずご負担になることだと思います。それでもいらしてくださった患者さんには、できるだけご満足いただき、そのお気持ちをもってお帰りいただけるよう努めています。まだまだ完璧ではありませんが(笑)。その一環として、当院では患者さんの待ち時間短縮に取り組んでいます。
医療機関では一般的に、受付から会計まで患者さんにお待ちいただく時間が長くなり、それが患者さんのご負担になっている状況があります。そこで、院内では電子カルテやPOSレジ(セミセルフレジ)を導入し、事務的な仕事を効率化しました。スタッフはインカムを着用し、スピーディーにやりとりできるようにして、院内の連絡にかかっていた時間のロスを短縮しています。オンラインでは、インターネットで来院前の事前受付をすることができる初診受付サービス、スマートフォンで問診票の入力ができるサービスなどを導入し、ご来院時の手続きをできるだけ事前に済ませていただけるようにしました。また、オンライン診療システムも導入しておりますので、ご希望の方はぜひご利用ください。
いずれも始めたばかりの取り組みですが、今後もITを導入するなどして当院の環境改善を進め、患者さんの負担を減らしてご満足いただけるようにしたいと思っています。
診療時間以外はどのようにお過ごしになっていますか?
家族と遊んだり出かけたりすることが多いです。子どもがまだ小さいこともあって、近所の公園によく行きます。私はふだん室内で過ごす時間が長いので、子どもと外に出かけることがリフレッシュになっています。それと、大学時代は6年間ラグビーをしていまして、たまにラグビー観戦をすることもありますね。
最後に今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。
当院は、地域の皆さんに気軽にご来院いただきたいと思っています。そして患者さんのお悩みを一つずつ減らし、患者さんが元気に楽しく毎日を過ごせるようになるお手伝いをしたいと思っています。もし急を要する症状などがあれば、診療日・診療時間以外でも可能な限り対応いたします。通常の診療時間と比べて可能となる対応や処方できる薬などに制限が生じることもありますが、お急ぎのご相談がありましたら遠慮なく当院までお電話いただければと思います。
「お医者さんはこわい」「悩んでいる症状をうまく説明できそうにない」とお思いになっている方もおられるかもしれませんが、当院は患者さんのお気持ちに寄り添い、じっくりお話を伺って、患者さんのお体の状態や治療についてていねいにご説明した上で治療にあたっています。「私の症状は内科なのか外科なのか」「どの科を受診したらいいのか」「こんなちょっとしたことで病院に行っていいのだろうか」といったお悩みやご不安をおもちの方も、安心してご来院ください。