更新日: 2024-09-06

基本情報

名称:
代々木クリニック
診療科目:
皮膚科, 形成外科, 美容皮膚科
住所:
〒 151-0053
東京都渋谷区代々木1丁目38-5 KDX代々木ビル4F

電話番号03-3374-7291電話
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JR代々木駅前の好立地にある「代々木クリニック」は、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に対して、“ステロイド薬を極力使わない”治療方針で全国的に有名な権東 明先生が1987年に開業したクリニックだ。同院は、長年、アレルギー疾患の治療を専門としてきたが、ご子息で皮膚科専門医※1、形成外科専門医※2の権東容秀先生が入職し、にきびや白癬、ほくろの除去、巻き爪の処置、シミ・しわ・たるみなど、皮膚科、形成外科、美容医療と診療内容が大幅に拡大した。
今後は、引き続き権東 明先生も診療を続けるが、アレルギー疾患の専門的な治療については容秀先生にも受け継がれており、親子二人三脚で患者の悩みに対応していくという。「患者さんのために、常にプラスアルファを追究していきたい」と話す容秀先生に、これまでのご経歴や同院の得意な診療などを伺った。

※1日本皮膚科学会皮膚科専門医 ※2日本形成外科学会形成外科専門医


軽症から難症例までオールマイティーに診療する皮膚科・形成外科のエキスパートが入職。親子二人三脚で患者の悩みに対応

はじめに、医師を志したきっかけをお聞かせください。

権東 容秀先生の写真

私が小学1年生のときに父が開業しました。自宅を兼ねたクリニックでしたので、しょっちゅう顔を出しては看護師さんに遊んでもらっていたんです。医療がごく身近にある環境で育ち、自然と医師を目指すようになっていましたね。高校生のときに医学部への受験を目の前にして、別の仕事に就こうかと迷ったこともありましたが、患者さんのために懸命に診療する父や、父の診察を受けて笑顔で帰る患者さんの姿が忘れられず、初心を貫き医師になりました。

東京医科大学医学部をご卒業後、形成外科に入局して経験を積まれていますね。

はい。もともと手先が器用なほうで、ものづくりが好きなんです。形成外科は、失った機能や組織を再建したり、ないものを創り出したりします。クリエイティブな要素が高く、患者さんのQOL(生活の質)向上にも貢献できるところにやりがいを感じ専攻しました。

父と同じ東京医科大学医学部を卒業し、同大学病院の形成外科に入局して、分院の八王子医療センターで形成外科医としてのイロハを学びました。その後、横浜市立大学医学部附属病院市民総合医療センターの高度救命センターに国内留学し、重症熱傷(やけど)治療や全身管理・救急医療に携わりました。
東京医科大学病院に戻った後は、事故などで切断された指の再接着、溶連菌による壊死性筋膜炎の治療、頭頸部のがんの切除後、欠損した組織や機能を耳鼻科等と連携しての再建手術、顕微鏡を用いて微小な部位を外科手術するマイクロサージャリーなど、さまざまな経験も重ねてきています。その後は、八王子医療センターで診療を続けながら、骨や人工物の露出創に対して最小侵襲の治療で傷を治すという研究で医学博士を取得しました。

約10年、形成外科医として研鑽を積まれた後、皮膚科に転向されていらっしゃいますね。

当初から父の医院を継ぐつもりでいましたので、形成外科医を10年続けたら皮膚科に転科すると決めていました。形成外科時代より当院で週1回の診療を行っていましたが、一度きちんと体系的に皮膚科を学ぼうと思い、東京医科大学の皮膚科に転局し、東京医科大学病院や関連の上尾中央総合病院、戸田中央総合病院などに勤務。湿疹や肌荒れ、アトピー性皮膚炎をはじめ、皮膚科が担当する疾患については、軽症から難症例まで、ありとあらゆる症例を診てきたという実感があります。それに加えて、形成外科医としての専門性も活かし、足の難治性潰瘍や巻き爪等の治療も含めて幅広く携わってきました。

約20年間、大学病院をはじめ、地域医療の中心を担う中核病院や救命救急センターでの臨床経験によって、地域の皆さんの医療ニーズにしっかり応えられる自信もつきましたので、今後は父とともに地域医療を支えていこうと、2023年、当院での外来を拡大しました。

代々木クリニックの外観の写真
代々木駅目の前のビル4階にあり、通勤・通学途中にも通いやすいクリニック
代々木クリニックの院内の写真
全面ガラス張りの待合室は、開放的で明るい空間