こころの触れ合いを大切にしながら、不安や悩みに寄り添う医療を実践
日々の診療の中で、心がけていることはありますか？
心がけているのは、病気のこと、検査のこと、治療のことなどすべてにおいて、ていねいに、わかりやすく説明することですね。患者さんの不安や悩みに寄り添いながら、お話しするよう努めています。
父の代から数えると、この場所でもう60年近く診療してきましたからね。ご家族何代かにわたって受診されている患者さんもおられます。こころの触れ合いを大切にしていますし、困ったことがあったら何でも話してほしいと思っているので、患者さんにもそう感じてもらえたら嬉しいですね。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか？
学生時代は、補欠でしたが（笑）、サッカー部に所属していて、運動は好きなんです。スポーツジムに週2、3回通う目標を立てているけど、仕事に追われていて、これがなかなか難しい。今は、週1回、平日のゴルフ練習で汗を流して、ストレスを解消しています。
今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。
町のクリニックですから、大きな病院に比べるとできることは限られてきますが、これからも、微力ですがこの地域の患者さんのためにという姿勢は持ち続けながら、診療していきたいと思います。
この地域にも、お一人暮らしで困っておられる高齢の方が増えてきていて、どう支援していけばいいのか課題は山積みですけれども、訪問診療も含めて、住み慣れた地域で暮らせるよう、私にできることは何でもしていくつもりです。私自身が超高齢者になるまで頑張っていきますので（笑）、どんなことでも気軽に相談してください。