更新日: 2023-12-28

基本情報

名称:
とし内科
診療科目:
内科, 消化器内科, 内視鏡内科, 糖尿病内科
住所:
〒 671-1523
兵庫県揖保郡太子町東南344-6

電話番号079-277-1005電話
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「ホッとできる内視鏡」をモットーに、痛みやつらさに配慮した内視鏡検査を実現

どのような症状で来院される患者さんが多いでしょうか?

地域のかかりつけ医として、なんだか体が疲れやすい・・などの身体の不調をはじめ、風邪などの急性期疾患や喘息・動脈硬化などの慢性疾患、アレルギー疾患など内科全般の症状に幅広く対応しています。
その中でも、やはり、当院が力をいれている腹痛や便通異常などの消化器症状で来院される方、内視鏡検査を希望されて来院される方が多いですね。
その他、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病で定期的に通院される方もいらっしゃいます。

貴院の特徴の一つでもある内視鏡検査について教えてください。

田中稔之院長の写真2

当クリニックでは「ホッとできる内視鏡検査の提供」をモットーに、患者さんが安心して楽に検査を受けられるよう、鎮静剤を使用し、今までに培ってきた熟練度の高い技法で検査を行っていることが大きな特徴です。
 
胃カメラ検査は、口や鼻から細くてしなやかな内視鏡スコープを挿入することで、胃、食道、十二指腸の内腔を直接観察できる検査で、胃がんをはじめ、食道・胃・十二指腸のさまざまな病気の早期発見には大変有効な手段です。
口や鼻からスコープを挿入するため、「苦しい検査」というイメージをお持ちの方や、実際、過去につらい思いをした方もいらっしゃると思いますが、お話した通り、当院では鎮静剤を使用しており、胃カメラ挿入時の「おえっ」という咽頭反射をなくし、楽に検査を受けていただけるような工夫をしています。
 
大腸カメラは、肛門から内視鏡スコープを挿入し、大腸内部を直接観察する検査です。検査の性質上、「恥ずかしい」と躊躇されている方も少なくありません。しかし、大腸がんをはじめ、大腸の炎症や大腸ポリープの有無など、大腸内の状態を把握する上ではとても重要な検査です。
当院では、胃カメラ同様、こちらも鎮静剤を活用することで、ほとんど眠った状態で検査を受けていただくことができます。検査中に、大腸ポリープが見つかり、医師が切除必要と判断した場合には、そのまま内視鏡による切除治療を行っています。大腸がんの多くは大腸ポリープががん化して発生することが知られており、ポリープ切除は大腸がんの予防に繋がります。検査とポリープ切除が1回で済むのも当院の強みですね。

田中稔之院長の写真3

検査の前には大腸をキレイにしてから観察を行います。そのために下剤を服用してもらっていますが、特に不安などなく、基礎疾患のない方は自宅トイレを使用した前処置の方が気兼ねなく下剤を服用できると考えております。
しかしながら「自宅で服用して、病院に着く前にトイレに行きたくなったら」「もし下剤を飲んで気持ちが悪くなったら」などの不安を感じる方も少なくありません。そんな不安を解消していただくために、下剤服用のための院内個室も用意しております。
万一、気分が悪くなったり、困ったことが起きたりしても医師や看護師がすぐに対応しますので、検査までの間、安心してお過ごしいただけると思います。
 
開院してからまだ2年ですが、たくさんの患者さんが内視鏡検査で来院してくださり、ありがたく感じるとともに、これからも地域の方々の病気の早期発見・治療のため、患者さんの苦痛やご負担が少ない「ホッとできる」内視鏡検査の提供に尽力してまいります。