形成外科・皮膚科の専門医が幅広い症状に対応。標準治療と自費治療の双方から患者さんの健康をサポート
どのような患者さんが来院されていますか？
赤ちゃんからご高齢の方まで、あらゆる年代の方が来院されます。お子さんは水イボやアトピー性皮膚炎、10代の方はニキビ、20代の方はホクロ除去、40代や50代の方からはしみを取りたいというご相談が多いですね。医療脱毛にも対応しており、最近では男性の方がヒゲの脱毛を希望して来院されることも増えています。
貴院の特徴をお聞かせいただけますか？
皮膚科・形成外科・美容皮膚科を掲げ、幅広い症状に対応していることです。形成外科は、私のほかに女性医師も在籍しており、やけど、すり傷、陥入爪など日常的な疾患の治療から、眼瞼下垂、ほくろ・しこりの切除といった専門的な手術まで行っています。
美容皮膚科では、しみ、しわ、たるみ、毛穴の開き、ニキビ痕、医療脱毛などに対応しています。当院では患者さんの肌の状態を詳しく検査するために、「アンテラ3D」という機器を導入して、精度の高い3D画像で撮影して、茶色や赤色からしみや赤みを、皮膚の凹凸からしわや毛穴を解析しています。その上で、適切な治療をご提案しています。治療後も継続的に経過を拝見し、患者さんがご満足いただける治療結果の提供に努めていますので、安心して受診していただければと思います。
また当院は、患者さんをできるだけお待たせしないよう完全予約制を採用しており、電話、Webサイト、アプリからご予約いただけます。女性医師の診察をご希望の場合は、指定していただくことも可能です。
寺田院長は、栄養面も重視して診療にあたっているとうかがいました。
父を胃がんで亡くした後、がんについて調べるなかで、食事や栄養状態が人の健康に大きく関わっていることを知りました。皮膚も健康な状態に保つには、たんぱく質、ビタミン、ミネラルといった栄養素が大切です。皮膚のお悩みがなかなか解決しないと来院された患者さんを診察し、その原因を探ってみると、栄養不足で身体や皮膚に不調を起こしているということに気がつきました。
そこで当院では、薬の処方や外科的処置などの標準治療を行うと同時に、食事の状況などをお伺いして食事指導も行うなど、栄養の面からもアプローチして、患者さんの身体を根本的に健康にする治療をめざしています。お子さんの場合は、保護者の方に適切な情報をお伝えして、お子さんの食生活が改善するように指導しています。
皮膚のお悩みの原因が栄養不足にあるというのは、自分ではなかなか気づけないかもしれません。
栄養状態を良好に保つことは、疾患の予防にもなりますし、治療効果もより期待できるようになります。例えば、ニキビやシミの治療を長年受けてこられたもののあまり改善せず、当院に来院された患者さんに対し、治療と合わせて食事指導やサプリメントの処方などを行ったところ、症状が改善したというケースもあります。
また、お子さんのイボ治療でイボを液体窒素で凍らせて処置する場合、子どもにとっては痛みのあるつらい治療になることがあります。そこで、たんぱく質とミネラルを含む補助ゼリーを用いて栄養状態を改善したところ、肌の様子がよくなり、最終的に凍結療法が不要になったということもありました。
私たちは専門医として培ってきた技術や知識を活かして治療にあたりますが、患者さんご自身が生活習慣や食生活を見直して栄養状態を改善することで、身体を根本から健康にしていくことができるようになります。そうして患者さんがお悩みから解放されるよう、サポートしていきたいと考えています。