すべての人にとって、医療を良くしていきたい
―日々の診療でお忙しい中、休日はどのようにお過ごしですか?
趣味はジョギング、登山、テニス、たまに筋トレ、まれにラグビーです。登山やラグビーの仲間は、非医療者がほとんどです。その仲間との交流が「変な人間」にならないよう、私を導いてくれています(笑)。
今はコロナ禍なので、一人で八ヶ岳や南アルプスの山に登ることが多いです。登っている途中は辛くて「なんでこんなことをしているんだろう。」という気持ちになるのですが、てっぺん(頂上)に出てあの素晴らしい景色を見たときの感動は他のものには代えられないですね。
あとは、もともと動物が大好きなので、いつかは犬を飼いたいと思っていて、最近ようやく願いが叶いました。人間の思惑とは無関係にじゃれてくれるのですごく癒やしになります。たまに獣医さんのところに連れて行きますが、医師は人間しか診療できないけど、いろんな動物を診療する獣医さんは、やっぱりスゴいなぁ、と感心しています。
最後に患者さんへのメッセージをお願いします。
私は、「すべての人にとって、医療を良くするにはどうすれば良いか」を考えてきました。たどり着いたのが今のナビタスクリニックの診療スタイルです。
働いている方が仕事に穴を開けずに医療を受けられること、夜間の子どもの急病に対応できること、救急病院への時間外受診を減らし当直医師の疲弊を防ぐこと、軽症の患者を重装備の病院が診療するという医療資源の無駄を減らすこと、受診者の時間を無駄にしないように時間指定で診療予約がとれること、がキーコンセプトになっています。
「遅い時間に診療してもらってありがたい」という受診された方々からのお言葉には、とても勇気づけられます。2012年には川崎駅、2016年には新宿駅にもクリニックを開設することができました。川崎、新宿も同じく駅ナカクリニックで、すでに多くの方にご利用いただいています。
これからも、地域の方々に信頼して利用いただけるクリニックとして、疾患や予防法、健康についての情報提供にさらに力をいれていきたいと考えています。心配なことや困っていることがありましたらお気軽にご相談ください。スタッフ一同、お待ちしています。