更新日: 2023-06-13

基本情報

名称:
渋谷内科・スキンケアクリニック
診療科目:
内科, 腎臓内科, 美容皮膚科, 美容内科, 感染症内科
住所:
〒 150-0002
東京都渋谷区渋谷1-8-8 新栄宮益ビル1F

電話番号03-6421-0833電話
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渋谷駅から徒歩5分の好立地にある「渋谷内科・スキンケアクリニック」。2022年に開業した同クリニックは、都会らしくスタイリッシュな外観にたがわず、都市生活を送る社会人が見舞われがちな、さまざまな健康トラブルに幅広く・迅速に対応できるのが特長だ。

経験豊富な内科医にして、腎臓疾患のエキスパートでもある渡邉智成医師が院長を務め、専門分野の異なる2人の医師がそのわきを固める。総合内科をベースとしながらも、美容や漢方治療の相談まで対応可能な診療スタイルは、早くも近隣で評判になっている。「患者さんからの相談には、常に親身になって応えたい」と話す渡邉先生に、都市型クリニックならではの日常や、今後クリニックが目指す方向性などを伺った。

歯科医の家系に育つも自身は腎臓内科医として研鑽を積んだ後、兄妹で渋谷の地に開業

先生のお父様は歯科医と伺いましたが、医師という道を選んだ理由をお聞かせください。

渡邉先生の写真

私は4人きょうだいの3番目として育ち、2人の兄は父と同じ歯科医を志しました。私も兄たちと同じように歯科医を目指そうとしていた高校生の頃、大好きだった祖父が突然倒れ、亡くなってしまうという悲しい出来事がありました。

祖父は当時闘病していたわけでもなく、彼の命を奪った直接の原因は医師でもはっきりとはわからなかったそうです。父や親戚からそのことを聞いた私は「理由がわからないなんてことがあるのだろうか?」と、とても悔しく思ったことを覚えています。そして「自分が医師になればわかることがあるかもしれない」と、医師の道に進むことを決断しました。

順天堂大学医学部に進学されたのですね。

はい。もともと歯科医を目指して勉強していましたので、進路の変更はそれほど問題なく、お茶の水にある順天堂大学医学部に無事合格しました。卒業後は同大学医学部付属順天堂医院にて研修を終えたのち腎高血圧内科に入局、臨床医としての経験を積む傍ら、IgA腎症研究グループでも知られる同大学大学院に進み、そこで博士号を取得しました。

腎臓内科医の道に進まれたことにも、何かきっかけがあったのでしょうか?

当時、腎高血圧内科の教授は富野康日己(とみのやすひこ)先生が務めておられました。富野先生は腎臓内科学の世界ではとても有名な方ですが、その実績だけでなく人間性においてもとてもすばらしい方でした。講義などを通して富野先生の人間的な魅力にすっかり心酔してしまった私は、もっと先生の教えを乞いたくて、迷わず腎臓内科医の道に飛び込みました。

そんな動機でしたので、当初は腎臓そのものに強い興味があったわけではありませんが、腎臓疾患をめぐる研究は学問としてとても奥深く、徐々にやりがいを感じた私はのめり込んでいきます。勤務医として約15年間、腎臓病の組織検査から診断、透析を含めた治療全般に数多く携わりながら、腎臓内科専門医、透析専門医の資格も取得。その間、池上総合病院で腎臓内科科長、透析治療専門の湯島三和クリニックで院長を務めるなど、腎臓内科医として研鑽を積んできました。

そこから開業に至った経緯をお聞かせください。

父が歯科医院を開業して働く姿を見て育ちましたし、歯科医になった2人の兄たちも、それぞれ開業していましたので、いずれは自分も開業医として地域医療に貢献していきたいという思いは持っていました。

実は4人きょうだいの一番下の妹も医師の道へと進んだのですが、形成外科医として大学病院で経験を積みながらも、専門分野であるスキンケアや美容医療での開業を目指すようになっていたんです。そこで、私の先輩である譚策医師とも力を合わせて、2022年、3人で「渋谷内科・スキンケアクリニック」を開業するに至りました。

渋谷内科・スキンケアクリニックの外観写真
渋谷駅から徒歩5分の宮益坂沿いにある
渋谷内科・スキンケアクリニックの受付・待合室写真
スタイリッシュでモダンな雰囲気の受付・待合室