更新日: 2024-06-12

基本情報

名称:
スラージュ内科クリニック
診療科目:
内科, 糖尿病内科, 腎臓内科, リウマチ科, アレルギー科
住所:
〒 263-0005
千葉県千葉市稲毛区長沼町330-50 ワンズモール3F

電話番号043-286-0111電話
する

腎臓専門医の経験を活かし、腎臓病や糖尿病の治療と合併症予防に尽力

「スラージュ」という名称には、どのような想いを込められたのですか?

岩堀 本一先生の写真

「スラージュ(Soulage)」はフランス語で「ほっとする」という意味です。「来ていただいた患者さんにほっとしていただきたい、安心していただきたい」という想いを込めてつけました。また、いずれは呼吸器、循環器、消化器といった科目でスペシャリストの先生たちに協力を仰ぎ、総合的に診療できるクリニックにしたいという構想があるので、あえて私の名前や地域名を入れずに、患者さんの印象に残るようなクリニック名にしました。

院内も患者さんがほっとできる空間になるよう、高い天井を活かした設計と白を基調とした内装で、落ち着いた雰囲気にまとめました。患者さんにゆったりとくつろいでいただき、「ここに来ると何だか安心する」と思っていただけたら嬉しいですね。

どのような患者さんが多く来院されていますか?

風邪や発熱、頭痛、腹痛などの一般内科から、関節リウマチや膠原病、アレルギー疾患、骨粗鬆症まで幅広く対応していますが、1番多いのは60代以上の糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病の患者さんですね。

次に多いのは、30代~50代の働き世代で糖尿病を患っている患者さんです。当院は土日も診療を行っているので、平日は仕事があったり忙しかったりして来られない方が受診されています。糖尿病の患者さんは年々増えている印象で、当院の患者さんも大半が糖尿病で通院されています。そのほか、若い世代では、アレルギーや片頭痛でお悩みの方、健康診断で蛋白尿や血尿、腎機能の低下が指摘された方などが精密検査を希望して来院されています。

特に力を入れている診療について教えてください。

岩堀 本一先生の写真

患者さんの数が多いというのもありますが、糖尿病に関しては今後も力を入れていきたいと思っています。
糖尿病の治療は、食事療法や運動療法、薬物療法などがありますが、当院では、インスリン注射で血糖コントロールを図るインスリン療法の導入にも対応しているのが特長です。インスリン療法の導入には入院が必要となる場合も多いのですが、さまざまな事情から入院が難しい患者さんでも外来で治療が続けられるようサポートし、お一人おひとりに合わせた医療を提供しています。

また、私の専門である腎臓疾患やリウマチ、膠原病については、大きな病院に行かなくても専門的な診療を受けられる体制を整えています。糖尿病などで腎機能が低下した方には、腎保護効果が認められている薬剤と、食事療法、運動療法を組み合わせた「腎保護治療」も行っています。長年、腎臓疾患の治療に携わってきた経験に基づき、適切な治療をご提案させていただきますので、安心してご相談いただければと思います。

糖尿病だけでなく、さまざまな合併症の予防にも注力されているのですね。

そうですね。特に、血管の不具合が原因で起きる合併症には注意が必要です。例えば目のかすみ、視力低下、症状が進むと失明することもある「糖尿病性網膜症」や、腎臓の毛細血管が硬くなり働きが悪くなる「糖尿病性腎症」、手足のしびれ、ほてり、痛みなどがあらわれる「糖尿病性神経障害」は「糖尿病の3大合併症」と呼ばれています。当院では、こういった合併症が起きないよう、尿検査で腎臓の状態を調べたり、眼科などの医療機関と連携して予防に努めています。

医療機器はどのようなものを導入されていますか?

スラージュ内科クリニックの院内の写真

超音波(エコー)検査は、頸動脈エコーと腹部エコーに対応しており、鮮明な画像が出せる高性能な機器を導入しました。糖尿病の診断に欠かせない血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の検査は、より正確で迅速に数値が出せる機器を導入し、なるべく患者さんをお待たせしないで治療を始められるように努めています。そのほか、動脈硬化の状態をみる血圧脈波検査や、骨粗鬆症を防ぐための骨密度検査に必要な機器も一通り揃えています。