更新日: 2022-09-05

基本情報

名称:
福岡天神内視鏡クリニック
診療科目:
内視鏡内科, 消化器内科, 胃腸内科
住所:
〒 810-0001
福岡県福岡市中央区天神2丁目4

電話番号092-737-8855電話
する

卓越した手技レベルと最新設備の導入、患者へのホスピタリティで「感動内視鏡検査」を実現

どのような患者さんが来院されていますか?

当院は内視鏡専門のクリニックですので、患者さんのほとんどは内視鏡検査を希望されて来院されます。福岡の中心地として知られる天神という立地から、働き盛りの30~50代の方が、健康診断で異常を指摘されて来られることが多いですね。
「おなか何でも相談室」「便秘異常相談室」の診療も積極的に行っており、腹痛や便通異常、お腹の違和感といった消化器症状を訴えて来られる患者さんもいらっしゃいます。胃・大腸内視鏡検査で病変がないことを確認したら診察終了ではなく、しっかりと原因を探り、患者さんと一緒に症状の改善に努めています。
 
また最近では、健診異常や症状がなくても病気の予防・早期発見のために、定期的に内視鏡検査をする方も増えている印象です。

内視鏡検査は「痛い、つらい」というイメージがついて回りますが、こちらではどのような特徴があるのでしょうか。

内視鏡を持つ秋山祖久院長の写真

当院では「苦しさと痛みに配慮した内視鏡検査」で楽に検査が受けられることはもちろんですが、患者さんに「本当に楽に受けられた!」と感動していただける内視鏡検査を目指しています。私はこれを「感動内視鏡検査」と表現していますが、その実現のために、常に先進的な内視鏡設備を導入し、経験豊富な内視鏡専門医が卓越した技法で実施しているのが大きな特徴です。
 
そして、胃・大腸カメラともに、軽い鎮痛剤を組み合わせて行っています。患者さんは「ウトウト」と眠った状態で検査を受けられるので、患者さんの負担軽減につながります。実際、患者さんからは「もう検査が終わったのですか?」「こんなに楽ならもっと早く受けておけばよかった」などのお声もたくさん頂戴しています。
また、ほとんど眠っている状態なので、患者さんの胃・大腸の中にしっかり空気や炭酸ガスを入れても苦痛が少なく、粘膜表面のヒダとヒダをしっかり伸ばして詳細に観察できるのも鎮静剤を使用するメリットの一つですね。

大腸ポリープや早期大腸がんの治療は、日帰り手術で行っているとお聞きしました。

はい。内視鏡検査中に大腸ポリープや初期の大腸がんが見つかり、切除治療が必要だと判断した場合には、そのまま内視鏡による日帰り手術を行っています。大腸がんの多くは大腸ポリープががん化して発生するため、早期に切除することで将来の大腸がん発症の予防に繋がります。
当院では、長年の内視鏡経験を活かして、切除方法やその後の対処方法にさまざまな細かい工夫を取り入れることにより、検査時と同日の日帰り手術が可能になっていて、特に大腸ポリープについては、かなりの大きさのポリープまで対応しています。
患者さんの精神的・肉体的・時間的・金銭的負担が少なくなるように、切除治療のために後日来院したり、他の医療機関を受診したりする必要がないことも当院の強みですね。

最新の内視鏡設備について教えてください。

内視鏡検査機器は数年に一度の割合で最新機器が発売されていますが、当院は内視鏡専門のクリニックとしての役割を担うべく、その都度、最新のものを導入しております。
 
特に、高精度なハイビジョンスコープにこだわり、微細な病変の早期発見・早期治療を徹底するために、全症例ハイビジョンで検査を行っています。
このハイビジョンスコープは、ボタン一つで光の波長を切り換え、通常では見えにくい微細な病変を観察できるNBI(狭帯域光観察)と、疑わしい病変部位を瞬時に100倍に拡大する「100倍ズーム機能」を備えており、その映像を現時点で世界最大サイズのハイビジョンモニターで確認しながら検査を進めていきます。
 
やはり先進的な医療機器はクオリティが高く粘膜の状態を詳細に観察することが可能で、病変の早期発見はもちろん、スピーディに施術できるため患者さんの負担軽減にも貢献していますね。

「感動内視鏡検査」を実現するために、心がけていることはありますか?

秋山祖久院長の写真3

内視鏡検査はやはり「大変な検査」という印象をもっておられる患者さんも多く、実際、腹部症状があって受診され、内視鏡検査をお勧めしても、「検査がきつそうだからしたくない」「以前検査を受けたけど、辛かったので二度としたくない」と言われる方が少なくないのが現状です。
 
私自身も過去に患者として内視鏡検査で苦しい経験をし、トラウマになってしまったことがあるので患者さんの不安は痛いくらいにわかります。私は、幸運にも一患者として「福岡天神内視鏡クリニック」の内視鏡検査を受けて感動し、そのトラウマを払拭することができました。
その経験から、来院された患者さんの緊張や不安を最大限に解消していただけるように、「ホスピタリティ=心からのおもてなし」の精神で接すること心がけています。
 
苦しさと痛みに配慮した内視鏡検査の提供はもちろんですが、内視鏡検査後の説明も大切であると考えていて、患者さんと一緒に撮影されたハイビジョン画像を見ながら、観察中に発見された病変があったのか、病変に対してどのような処置を行ったのか、検査後はどのようなことに気をつけたらよいのかなど、患者さんが理解し、ご納得いただけるように分かりやすく丁寧な説明をするように努めています。

また、患者さんができるだけリラックスして快適に過ごしていただけるように、検査が始まるまでテレビや雑誌を見ながらくつろいでいただくための中待合室や、検査後に鎮痛剤から回復されるまでの時間を過ごしていただくリカバリールームなども完備しています。リカバリールームは個室仕様になっていますので、安心してお過ごしいただければと思います。