「人のためになる」を大切に、新しい知識・技術の導入、研鑽に励み、末永く地域住民の健康を支えていきたい
日々の診療で心がけていることはありますか?
当クリニックは駅前の立地ということもあって、出勤前や帰宅前などの限られた時間で来院される患者様もおられます。ですので「患者様をなるべく待たせない」ということは常に考えています。患者様が集中するような時間帯では、待ち時間なしというわけにはいきませんが、診療の質は落とさずに、可能な限り迅速に診療することを心がけています。
また、治療にあたっては、患者様ご本人に自身の状態を把握していただき、納得して治療に臨んでもらいたいと考えています。薬の処方についても、一人ひとりの患者様の症状や状態に一番合った薬を考え「なぜこの薬が必要なのか」「服用するとどういう効果が得られるのか」「飲まないとどんな悪化リスクがあるのか」などを説明しています。必要がない薬は中止しています。患者様にとっては耳が痛いことかもしれませんが、それが本当にその方の健康のためになるのなら、これらも医師としては当然の責務だと考え実施しています。
開業してよかったと思える出来事があれば、ご紹介ください。
現在通ってこられる患者様の中には、私が手術を担当して、そこから 5 年、10 年が経過した方もいらっしゃいます。大きな手術を乗り越え、元気にされている姿をこの目で確認できるのは医師としてやりがいを感じます。そんな患者様と何気ない日常会話を交わす瞬間こそ、開業医の喜びが詰まっているのかもしれません。
また、大学病院などから紹介を受け、わざわざ遠方から受診に来てくださった患者様には、船橋駅前のおすすめ飲食店をご紹介しています。「せっかくだから船橋の街も好きになってほしい」「いい気分で帰っていただきたい」、医療そのものとはあまり関係はありませんが、私自身にはそんな地元愛も生まれています。
お忙しい毎日とは思いますが、先生のプライベートの過ごし方を教えていただけますか?
自分磨きという意味でスポーツジムに通っています。筋トレとランニングが中心ですが、多いときで毎日、最近でも週 3 日は欠かさず通っています。トレーニングの効果で体重は 12 キロ落とすことができました。運動を続けることで自分に自信をもち、活力ある毎日を送れるのが嬉しいです。
トレーニングに合わせて食事面の節制もしています。生活習慣を変えるには忍耐が必要であることを身をもって理解しています。炭水化物(糖質)制限は大変ですが、体重計に乗る喜び、昔の洋服を着られる喜びで頑張れます。医師として患者様に生活習慣の改善を指導する際は、この経験がうまく伝えられるよう努力しています。
今後の展望と、患者さんに向けたメッセージをお願いします。
いつの日か船橋を「健康長寿の街」で有名な街にするのが、私の目標です。そのために、病気の早期発見・早期治療を軸に、生活習慣の指導や予防接種の励行などを通して、予防医療にも注力していきたいと考えています。
医師を目指した原点でもある「人のためになること」を大切に、新しい知識・技術の導入、研鑽に励み、これからも末永く人々の健康をサポートさせていただきたいと思っています。培ってきた知識や技術を生かした泌尿器領域をはじめ、さまざまな内科疾患、皮膚疾患など幅広い症状に真摯に対応しています。気になる症状や悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。