更新日: 2021-09-06

基本情報

名称:
こがね町すこやか内科・内視鏡クリニック
診療科目:
内科, 消化器内科, 内視鏡内科, 糖尿病内科, 漢方内科
住所:
〒 211-0045
神奈川県横浜市南区西中町2-31

電話番号045-231-0656電話
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患者さんの健康意識を高めることにも尽力

診療でこころがけていることはありますか?

高 蓮浩院長の写真2
患者さんの健康意識を高めることにも積極的に取り組んでいます。

当クリニックでは、患者さんがお悩みの症状に対する適切な診断、治療を行うことは当然ですが、病気の発症を未然に防ぎ健康増進を目指す「一次予防」の観点から、患者さんの健康意識を高めることにも積極的に取り組んでいます。
具体的には、患者さんの状況やライフスタイルに合わせた食生活、運動の取り入れ方、ストレス対処法など日常生活についてのアドバイス、そして治療が必要な方には、今はどういう状態でそれを改善するためにどういった治療がいつまで必要なのか、生活習慣で気を付けなければならないことなど、患者さんお一人おひとりと時間をかけてお話しさせてもらいます。

そうした取り組みが、地域全体の健康意識向上につながり、地域の皆さんが数値上でも症状の上でもなにごともなく、毎日を健康ですこやかに過ごしていただけるようになることを願っています。

医院の特徴の一つでもある内視鏡検査について教えてください。

国内では、大腸がんは男女ともに疾患別死亡原因として上位に上がり、胃がんも死亡原因こそ減少傾向にありますが、いまだ上位に位置する病気です。また、食道がんは発生頻度こそ高くないものの、進行が早く発見が遅れると大がかりな治療が必要で、予後もあまり良くありません。
胃・大腸カメラは、こういった胃がんや大腸がんをはじめとする各種がんの早期発見につながる検査で、早期治療を行うことで治癒する可能性が高まります。また、早期発見された病変は内視鏡で切除するなど比較的小規模な治療で済む場合もあり、治療後も大きな健康被害を生じることなく元気にお過ごしいただけるようになります。

さらに、内視鏡検査を受けるメリットはがん病変を見つけるだけでなく、その予防もできることです。たとえば、胃がんの原因として知られるピロリ菌感染によって起こる慢性胃炎は、慢性胃炎の段階で発見し、ピロリ菌を除菌すれば胃がんのリスクが下がります。また、大腸がんの芽といわれる大腸ポリープが見つかった場合には、大きいものでなければその場で切除することもできます。

しかし、内視鏡は苦しい検査と思われていたり、過去につらい思いをされた経験から検査を敬遠し、その間に病気が進んでしまう方がいらっしゃるのが現状です。

高 蓮浩院長の写真3
安全かつ迅速に苦痛の少ない検査を提供させていただきます

私はこれまでに、胃・大腸カメラ、それぞれ12000件以上(※1)の症例を経験してきました。そのなかで培った熟練度の高い技術と最新の内視鏡機器で、安全かつ迅速に苦痛の少ない検査を提供し、ポリープやがん、炎症、感染などの正確な診断に努めています。
具体的には、事前診察でご希望する挿入方法や鎮静剤使用の有無などをお聞きした上で、患者さんのステータス、例えば痩せ型か肥満体か、ピロリ菌の有無、腹部の手術経験の有無などを総合的に鑑み、患者さんに適した内視鏡の選択、適切な鎮静剤の使用量を決めています。
また、検査前日にはスタッフと綿密な打ち合わせを実施することで、検査時に患者さんが不安な気持ちや苦痛を感じることなく安心して検査を受けていただけるように配慮しています。

開院してからまだ二年ですが、多くの患者さんが内視鏡検査で来院されて、ありがたく感じるとともに、これからも地域の方々の病気の早期発見・早期治療のため、患者さんにとって苦痛が少なく極力負担をかけない内視鏡検査の提供に尽力していきたいと思っています。