そうですね。睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気ですが、実は、糖尿病と睡眠時無呼吸症候群を併発している方が多いのです。「原因不明のだるさがある」と来られた糖尿病の患者さんが、実は睡眠時無呼吸症候群だとわかった例もあります。
症状として、日中の強い眠気や倦怠感、集中力の低下、寝ている間の大きないびきなどがあげられます。
治療法はいくつかありますが、一人ひとりに適した治療法を選択したり、併用して行います。
代表的な治療法として、内科的に効果が立証されている「CPAP療法」があります。これは、夜寝ている間に鼻マスクを装着して、鼻から気道に空気を送り込む療法です。睡眠中の呼吸障害を解消させて、睡眠の質の回復をはかることで、熟眠感が得られ、日中の眠気がなくなります。
ただし、CPAP療法も治療器を使用しなければ無呼吸は無くならないため、糖尿病と同様に継続的に治療を続けて生活の質を高めることが重要となります。

家族で過ごすことが多いですね。
週末は私が食事を作る当番になるんです(笑)。買い出しもしますし、野菜を使った鍋物を作ることが多いのですが、自分で出汁を取るところから始めます。そして、家族みんなが揃って楽しく食事をすることが私のリフレッシュ方法ですね。

大学病院で行うようなレベルの専門的な糖尿病検査や治療を身近な当クリニックで完結できるようにすることを目指しています。
治療は風邪や胃腸炎のように一定期間だけのものではなく、生活習慣を見直しながらずっと付き合っていくものです。患者さんのご意向も大切にしながら、治療法を提案させていただきます。まずは受診して自分の状態を把握し、糖尿病に対する正しい知識を持っていただきたいですね。
また高血圧症や脂質異常症などの生活習慣病、内分泌疾患、睡眠時無呼吸症候群、内科全般にも対応していますから、気になることがある方はぜひご相談ください。