更新日: 2021-10-14

基本情報

名称:
純子ウィメンズクリニック自由が丘
診療科目:
婦人科
住所:
〒 152-0035
東京都目黒区自由が丘2-16-11 メイプルヒルズII

電話番号03-3718-1333電話
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洗練された雰囲気の街「自由が丘」。その自由が丘駅から徒歩5分にある「純子ウィメンズクリニック」。「純子先生」と多くの患者さんから慕われる矢内原院長は、長年大学病院の産婦人科で研鑽を積んだベテラン医師。出産・子育てを経て、ご自身の経験のもと「医療」と「フィットネス」をつないで心身の健康美をサポートしたいと、婦人科クリニックにフィットネススタジオを併設した施設づくりを実現。
「悩みを抱えた患者さんお一人おひとりに寄り添っていきたい」と語る矢内原院長に、医師を志したきっかけや、フィットネスの魅力、今後の展望などじっくりお話をお伺いしました。

「医療」と「フィットネス」をつないで心身の健康美をサポート

まず初めに、医師を志したきっかけを教えてください。

矢内原純子院長の写真1
高校生の時に、産婦人科の女性医師のドキュメンタリー番組を見て「これをやりたい」と直感的に感じました。

実は、両親をはじめ親族のほとんどが医師なんです。そのような環境で育った私も、医師を目指すというのが自然の流れかもしれませんが、幼い頃は多忙な両親の不在が寂しくて、家族で旅行することもほとんどなく、「医師にはなりたくない」と思っていました(笑)。
ですが、高校2年の時に偶然、産婦人科の女性医師のドキュメンタリー番組を見たことが私にとって転機になりました。思春期の女の子に対して真摯にアドバイスをする女性医師の姿が輝いてみえて、「これをやりたい」と直感的に感じたんです。それまでは、やりたいことが漠然としていて、長年ピアノを習っていたので「音楽の先生でいいかなぁ」なんて考えていました。ですが、その番組を見た後は、「産婦人科の医師になる」という気持ちが揺らぐことはなく、ここまできました。

婦人科のクリニックでは珍しく、フィットネススタジオを併設されていますね。

医学部卒業後は、昭和大学病院の産婦人科に入局しました。そこでは、外来診療や分娩の立ち会い、手術など産婦人科領域の疾患はすべて診ていましたので、当直三昧の忙しい毎日でした。もちろん、やりがいも感じていましたが、「このままここで働いていると、忙しすぎてママにもなれない(笑)」と38才の時に大学病院を辞めて、結婚、出産、双子とその年子の3人の息子の母になりました。
出産後は子育て中心で仕事はパートタイムでしたが、双子の息子の小学校入学式に参加した時のことです。他のお子さんのお母様たちが、綺麗におしゃれして輝いていて、、、その当時、私は子どものことばかりで、自分のことはほとんど顧みることがなかったので産後太りした自分の姿に愕然としました。
その時に、「三男の息子の小学校受験が終わったら、自分のための時間もつくろう」と決意したんです。実際、三男の受験が終わった次の日にはダイエットのカウンセリングを受けています。そこからはフィットネスでボディメイクに取り組み、三男の入学式には自分自身納得のいく体づくりができました。
その後も、ダイエットにトレーニングをプラスして筋肉を付けていき、ボディ大会に向けて体づくりをするようになりました。ボディ大会ではこれまで何度か賞をいただいていますが、何よりもフィットネスを通じて心も身体も健康になれたこと、そして前向きになれたこと、が一番の収穫でした。
いずれは開業しようと考えていましたので、子育てが一段落した2020年、その自分自身の経験をもとに、「医療」と「フィットネス」をつないで心身の健康美をサポートしていきたいと、フィットネススタジオを併設したクリニックを開業しました。

純子ウィメンズクリニック自由が丘のフィットネススタジオの写真
2階のフィットネススタジオ。大きな天窓があり、日の光がいっぱいに降り注いでいる。

フィットネスが心身の健康に繋がるのですね。

私自身も実感していますが、運動は体力や筋力の維持、メタボ予防など体の機能面によい影響を与えるのはもちろんですが、ストレスが解消されて気持ちが前向きになるなど精神的な効果も非常に大きいのです。運動することで心と身体の状態が良くなれば、お薬が必要なくなるケースもあるんです。
実際に診療では、受診なさった患者さんがメタボ体形であったり、不妊や更年期症状で悩んでいたりする場合には積極的に「運動によって心と身体を良い状態に整えるコンディションづくり」をご提案しています。