最新機器を使用した確度の高い診断や頭頸部がん治療後のフォロー、同じビル内の小児科と連携した医療を提供し続けたい
診療の際に心がけていることはありますか？
平易な言葉で丁寧に話すことに加え、実際のファイバー写真やCT画像、時にはイラストや図説などを用いて分かりやすい説明を心がけています。患者さん自身にもご自分の病状をしっかり把握し、理解していただいた上で治療を進めることはとても大切なことだと考えており、診察の最後には、「わからなかった点や質問などはありますか?」とお聞きするようにもしています。その結果、症状が改善して患者さんの笑顔が見られたり、「ありがとう」のお声を頂戴したりすることが、私の診療のモチベーションに繋がっていますね。
また、患者さんだけでなく、スタッフともしっかりとコミュニケーションをとることも心がけています。笑顔であいさつをしたり、感謝の言葉をのべたり、当たり前のことですが、お互い声掛けを大事にして、スタッフ皆が気持ちよく働く明るいクリニックでありたいと思っています。
休日はどのように過ごされていますか？
最近はよく医療webセミナーを受講し、アレルギー性鼻炎などの一般耳鼻咽喉科診療や、クリニックで導入している漢方薬についての知識を増やしています。近年はコロナの影響でwebセミナーが充実しているため、最新の知見も学びやすく助かっています。
あとは、家族との時間も大切にしたいので、子どもと一緒に映画を観たり、公園で遊んだりもしています。勤務医時代と違い、ある程度時間の自由がきくようになったのは大きいですね。
残りの時間は筋トレです（笑）。高校のラグビー部以来、体を鍛えることが趣味なので、平日の勤務終了後は気分のリフレッシュも兼ねて週に２〜３回、ジムで筋トレやランニングをしています。医師の仕事は、実は体力勝負。体を鍛えておいて損はありませんからね。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
CTや超音波検査装置を備えている耳鼻咽喉科クリニックとして、地域の方々にこのクリニックのことをもっと知っていただきたいですね。そのためにも、のどの痛みや鼻水など一般的な耳鼻咽喉科疾患から、リンパ節の腫れやしこりの検査など重篤な病気が疑われる診療まで、正確な診断と適切な治療の提供に努めてまいります。
そして、長らく頭頸部がんに関わってきた専門家として、超音波検査装置を活用した頭頸部がん治療後のフォローにも注力していければとも考えています。
また、ビルの上階に同じ医療法人の小児科があるので、連携しながら地域の子どもたちの診療にも携わっていきたいですね。実際、その小児科を受診した患者さんが、帰りに耳掃除や鼻水吸引に寄ってくださるなど、当クリニックとの併診を希望されるケースもあるので、同じ建物内というメリットを活かし、協力体制で地域に貢献できればと思っています。
気になる症状があれば、ご気軽にご来院ください。スタッフ一同お待ちしております。