内科・脳神経内科に加え、小児科、消化器内視鏡でも専門医が診療。幅広い診療内容と利便性の高い診療体制で、地域の医療ニーズにくまなく対応
現在、どのような患者さんが多く来院されていますか？
お子さんからご高齢の方まで、実に幅広い年齢層の患者さまが来院されています。主訴として、内科で多いのは中高年層が高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病で通院されています。小児科ですと、風邪やインフルエンザといった、いわゆる急性感染疾患、花粉症などのアレルギー疾患のご相談が多いですね。
また、脳神経内科では、もの忘れやパーキンソン病、脳血管障害の患者さんをはじめ、認知症のご相談が多く、皮膚科では、湿疹やアトピー性皮膚炎、帯状疱疹、虫さされ、水虫などで受診されています。さらに、消化器内視鏡専門医による胃と大腸の内視鏡検査も行っていますので、検診を受けに来院される方も多いですね。
とても幅広い診療内容ですが、どのような体制で診療されているのでしょうか？
地域に求められる疾患治療に、できるだけ対応していきたいと考え、私が専門とする内科と脳神経内科に加えて、消化器内科、呼吸器内科、循環器内科、小児科、皮膚科を標榜しています。私自身、脳神経内科専門医、総合内科専門医として全体を幅広く診療していますが、そのほかに、非常勤で、消化器内視鏡専門医、消化器内科専門医、小児科専門医にもサポートしていただいています。特に、小児科、消化器内視鏡の先生は、長年、当クリニックで診療していただいているベテランドクターですので、患者さまの評判も良好ですね。
幅広い診療内容の中でも、特に、力を入れていきたい診療はありますか？
いまお話ししたように、地域の方々の医療ニーズに、できるだけ幅広く応えていくという開業以来のスタンスは変わりませんが、先に触れた通り、新型の1,5テスラMRI、CTを導入しましたので、脳血管障害や認知症などの発症予防、再発予防について、これまで以上に力を入れていきたいと考えています。
特に、脳卒中は、初期段階ではほとんど自覚症状がありませんので、MRIやCTによる頭部の画像検査がとても重要になります。さらに、再発しやすい病気でもありますので、高血圧などの生活習慣病の管理による予防に努めながら、定期的な検診による早期発見にも取り組み、患者さまにもその重要性も啓蒙していきたいと考えています。
そのほか、血算や炎症反応検査、血糖値、HbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）、尿検査などは、その場ですぐに結果がわかるように体制を整えています。胃・大腸内視鏡検査についても、胃カメラは経鼻・経口両方に対応し、大腸カメラでは、ご要望に応じて鎮静剤を使用しています。こうした検査で、万が一、異常が確認されたり、より専門的な検査が必要だと判断した場合には、連携している専門病院や基幹病院をすぐにご紹介させていただきます。
平日（木曜日以外）は夜7時まで受付けし、第1・3・5日曜日も診療しているそうですね。
近隣にお住まいの方々の利便性を大切にしています。毎週木曜日を除いて、平日は夜7時まで受付けし、第1・3・5日曜日は、開業以来手伝っていただている内科と小児科の先生が診療を担当しています。
また、新型コロナ感染症の流行もあって、診療のオンライン順番受付や自動支払機を導入しています。順番受付システムを利用していただくと、現在の待ち人数がスマートフォンで確認でき、診察の順番が近づくと呼び出しメールがお手元に届きます。混雑する院内の待合室でお待ちいただかなくてもすむようになりましたし、自動支払機でスピーディーなお会計が可能になりました。もちろん、予約なしで直接来院されても受診できますので、ご安心ください。
