更新日: 2026-01-26

基本情報

名称:
もろ小児科医院
診療科目:
小児科, アレルギー科
住所:
〒 350-0838
埼玉県川越市宮元町76-31

電話番号049-226-4010電話
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アレルギー性疾患をはじめ、発熱や下痢・嘔吐、夜尿症、便秘など幅広く診療。発達の相談にも応じ、専門医療機関への橋渡し役も担う

現在、どのような症状や疾患のお子さんが多く来院されていますか?

これまでは発熱や下痢・嘔吐といった風邪症状で受診されるお子さんが中心でしたが、近年はそれに加えて、花粉症や気管支喘息などのアレルギー性疾患、便秘、夜尿症など、幅広い症状で来院される方が増えました。「子どもから風邪がうつってしまった」という親御さんも多いので、そういった場合はお子さんと一緒に診療することもあります。
また、最近は予防接種のスケジュールやワクチンの種類が複雑化していて、「何を、いつ、どのように受ければよいのか分からない」という方への案内や、お子さんの発達に関する相談にも幅広く対応しています。

先生の専門であるアレルギー性疾患について、どのような診療が受けられるのか教えてください。

諸見里 安紀先生の写真

まずは、慢性的な咳や鼻水・鼻づまり、皮膚炎といった症状がアレルギー体質によるものかを確認するために、血液検査でIgE抗体の産生状況を調べます。アレルギー反応を引き起こしている原因物質(アレルゲン)を特定したら、吸入器や内服薬による薬物療法、生活習慣の見直しなどを行いながら症状の改善を目指します。アトピー性皮膚炎の経過相談や、スギ花粉やダニによるアレルギー症状には「舌下免疫療法」も実施しています。
食物アレルギーについては、原因となる食品を避けるのが基本ですが、万が一アレルギー反応が出た場合には、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などを用いて症状を和らげる対症療法を行います。
 
アレルギー疾患のなかには、命に関わるアナフィラキシーショックを起こすケースもあるため、当院では「生活管理指導表」や「投薬指示書」を作成して保護者にお渡ししています。ご家庭だけでなく、保育園や学校とも情報を共有し、日常生活の中で適切な配慮や管理が行われるようサポートすることもかかりつけ医の大切な役割だと考えています。

子どもの負担にならないよう、検査も厳選されていると伺いました。

はい。当院はレントゲン検査を導入していないのですが、これは私の長い経験上、必ずしも頻繁に行わなくても血液検査や診察で診断がつくと考えているからです。レントゲン検査は微量とはいえ被ばくを伴いますので、画像検査が本当に必要と判断した場合は近隣の医療機関で撮影していただく体制にしています。
もちろん、必要な検査はしっかり行いますが、診察では聴診・触診・視診といった基本を疎かにせず、五感を使って問題の本質を見極めるように努めています。お子さんは少なからず緊張していますから、病院が“怖い場所”にならないように配慮しながら、適切な診療を行うように心がけています。

発達に関する相談については、どのように対応されていますか?

もろ小児科医院の院内の写真

まずは、親御さんの困りごとや不安な点について、丁寧にお話を伺うことから始めます。ご相談で多いのは、「落ち着きがない」「動きが激しい」「突然大きな声を出す」などの行動面で、お子さんの個性や成長過程の一つとして見守れるケースもあれば、医療的な視点で確認したほうがよいケースもあります。
 
診察では、お子さんにも一緒に来ていただき、行動や様子を拝見しながら、チック症などの可能性も含めて総合的に判断します。そのうえで、より専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、発達障害や小児神経内科の専門医がいる医療機関をご紹介したり、意見書などを作成してサポートしています。
お子さんの発達に悩む親御さんは近年増えていますが、気軽に相談できる場所はまだまだ少ないと感じています。気になることがあれば、何でも構いませんのでご相談ください。