更新日: 2023-07-18

基本情報

名称:
小暮医院
診療科目:
内科, 循環器内科, 消化器内科, 小児科
住所:
〒 376-0011
群馬県桐生市相生町2丁目847-2

電話番号0277-52-6608電話
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長寿時代だからこそ長い健康寿命を。「信用と信頼の医療」で、地域に貢献したい

日々の診察において心がけていることを教えてください。

小暮 晴一郎先生の写真

【晴一郎院長】患者さんと信頼関係を築くことを信条としています。まずは来院された理由にしっかりと耳を傾け、どんな症状に悩まれているのかを聞いてから検査や治療に移ります。検査結果などもわかりやすくお伝えし「どんな治療方針が適切か」「どのようにすればこれからも健康でいられるのか」など、患者さんとの対話を通して、納得いただくことを重視しています。

また、医者の基本は患者さんと対面して、ていねいに診察することです。私の専門である循環器では特に「視診・触診・聴診」が大切とされています。患者さんの顔色を見て確かめ、痛むところがないか触って観察し、聴診器で肺や心臓の音を聴く。どんなに忙しくてもこれらの基本を守ることで、異変を見逃さない、適切な診察ができると思っています。

【晃一郎副院長】私が専門とする糖尿病は慢性疾患であり、十分な治療成果をあげるには継続的な服薬や治療が必要です。仮に有効な飲み薬を処方しても、正しい服用法を守り、運動や食事の指導とうまく組み合わせなければ、期待する効果が得られません。

患者さんの気持ちに寄り添ったり、患者さんごとに異なるさまざまな生活背景まで理解したりすることは、治療の前提としてとても大切だと感じています。ですので、診療にあたっては、まずは患者さんの話をよく聞くことを第一としています。患者さんの生活スタイルや家族構成まで把握したうえで、一人ひとりにあった適切な治療と生活上のアドバイスを提供に努めています。

お忙しい中、休日はどのようにお過ごしですか?

【晴一郎院長】私は休日にゴルフをしますが、かじる程度ですね。私自身も高齢ですから、患者さんには「私と一緒に、できるだけ健康でいましょう」なんて声をかけながら、笑顔でいられる毎日を目標にしています。

【晃一郎副院長】休日はもっぱら家族と過ごしています。小学生の子ども2人はソフトボールをしているので、天気がよければ子どもたちと屋外でキャッチボールなど身体を動かして遊ぶことが多いですね。運動は仕事のリフレッシュにもなり、子どもたちと一緒に楽しく過ごせて一石二鳥です。

最後に、医院の今後の展望や、患者さんへ向けたメッセージをお願いします。

小暮 晴一郎先生、小暮 晃一郎先生の写真

【晃一郎副院長】私の専門とする糖尿病は、毎年のように新しい薬が登場していて、今もなお治療法が進歩し続けている分野です。効果的な治療法や検査法は当院でもどんどん取り入れていきたいですね。

また、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病の予防策として、食事療法に注目しています。将来的には当院でも、栄養士さんと連携した治療や予防医療を提供したいと思い描いています。糖尿病が気になる方はもちろん、その他の健康上の悩みのある方は、お気軽に当院に立ち寄っていただけたらと思います。父とともに、これからも末永く地域の皆様の健康な暮らしを支えていけたら幸せです。

【晴一郎院長】祖父や父が見守った大正~昭和の日本から今や時代は移り、私や息子が接しているのは長寿が当たり前となった日本、高齢化に直面している地域社会です。長生きすることは当たり前になっているからこそ、患者さんの健康寿命の維持やQOL(生活の質)の向上といったものに注目していきたいと思っています。

そしてその健康寿命やQOLの最大の障害となっているのが、高血圧症や動脈硬化から始まる循環器疾患、糖尿病をはじめとする生活習慣病、さらにそれらの症状が複合的に絡んで引き起こされる合併症の数々です。当院の存在が、そういった疾患の早期発見、早期治療に結びつくことで、地域の皆さんに「元気で長生き」をお届けできたら、何よりの喜びです。今後も、スタッフや息子とともに桐生、相生の地域に尽くしていく所存です。小暮医院をこれからもよろしくお願いいたします。