「患者さんの身近なところで、役立つ医療を提供したい」と開業を決意
はじめに、医師を志したきっかけを教えてください。
【勇祐院長】実は、私自身、小さい頃から「飛蚊症」の症状に悩まされて眼科に通院していました。それをきっかけに眼のことに深く興味を持つようになり、眼科医になりたいと思ったのがはじまりですね。
【直副院長】私は院長のように気になる症状があったのではなく、祖父が外科医、父が心臓外科医という環境で育ちましたので、自然と「私もいつかは医師に…」という想いを持つようになっていました。泌尿器科を専攻したのは、排尿障害から悪性腫瘍、腎不全など、生活の質に直結する悩みから命に関わる疾患までとカバーする領域が広く、専門性の高さに興味を持ったことに加えて、研修医のときの小児科での経験が大きかったと思います。腎臓移植を受け、運動会に出られるほど元気になっていくお子さんの姿を見て、泌尿器科医として私も貢献していきたいその道に進むことを決めました。
クリニック開院までのご経歴や、開業を決められた先生の想いをお聞かせください。
【勇祐院長】富山大学(旧富山医科薬科大学)医学部を卒業後、東京女子医科大学東医療センター、関西の急性期病院で研鑽を積みました。特に大学病院では、網膜剥離や加齢黄斑変性症、緑内障、角膜移植を含めて、眼科疾患全般の診療に深く携わる機会が多く、知見を広げることができたと思います。ただ、その中で「患者さんのもっと身近なところで、お役に立てる医療を提供したい」という思いが膨らみ、開業することを決めました。
【直副院長】私は、東京女子医大医学部を卒業後、同大学の泌尿器科に入局し、急性期病院では、膀胱がんや腎不全に対する腎移植などの難症例の外来や手術に研鑽を積んできました。その後、東京女子医科大学八千代医療センターに移り、ここでは腎移植の立ち上げにも携わりました。赤穂中央病院などでの勤務医を経て、院長とともに地域医療に貢献したいとこちらにまいりました。
高崎駅から近くて、通いやすい場所ですね。ここに開業したのはどうしてでしょうか?
【勇祐院長】群馬県は、私の生まれ故郷です。生まれ育った土地で、地域の皆様に貢献したいという思いがありました。クリニックのあるこの場所は、高崎駅から徒歩3分という地の利の良さに加えて、駐車場も十分に確保できており、電車でも車でも通院しやすい環境です。特に、慢性的な病気や定期的な観察が必要な患者さんにとって、継続的な治療につながりやすいと考えたことも、ここに開業した理由の一つです。
また当院では、通勤や通学前に受診される患者さんのニーズに応えるため、眼科は8時に診察を開始したり、24時間WEB予約やキャッシュレス決済にも対応したりと、患者さんの時間をできるだけ無駄にしないように努めています。