更新日: 2026-02-17

基本情報

名称:
桶川中央クリニック
診療科目:
内科, 小児科, 消化器内科, 胃腸内科, 内視鏡内科, 肛門内科
住所:
〒 363-0022
埼玉県桶川市若宮2丁目2-22

電話番号048-786-6628電話
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消化器内視鏡専門医としての経験を生かし、患者の負担に配慮した内視鏡検査に注力

先生は消化器内視鏡専門医として胃や大腸の内視鏡検査についても豊富な経験を重ねてこられ、貴院でも特に力を入れてらっしゃると伺いました。

はい、胃の内視鏡検査(胃カメラ)と大腸の内視鏡検査(大腸カメラ)は、当院の専門領域のひとつです。最新の内視鏡システムを導入し、安全面に配慮しながら大学病院と同等の精密な検査を実施できるよう体制を整えて、小さな病変でもできるだけ見逃さず病気を早期発見できるよう尽力しています。

胃の内視鏡検査について詳しくお聞かせください。

森田 宏先生の写真

胃の内視鏡検査には、経口内視鏡検査と経鼻内視鏡検査の二つの方法があります。それぞれに特徴があり、患者さんの状態やご希望に応じて使い分けています。
 
経口内視鏡検査は、スコープを口から挿入する方法で、より鮮明な画像を得られることが大きな利点です。画像の解像度が高いため、細かな病変や異常を見つけやすく、検査の精度が高まります。ただし、使用するスコープがやや太めで、特に舌の奥を通る際に嘔吐反応(えずき)が起こりやすいというデメリットがあるため、当院では患者さんのご希望に応じて鎮静剤を使用し、リラックスした状態で検査を受けていただけるよう配慮しています。
 
一方、経鼻内視鏡検査は、スコープを鼻から挿入する方法で、経口内視鏡よりもスコープが細く、挿入時の苦痛が少ないのが特徴です。舌の奥を通らないため、嘔吐反射を起こすことがほとんどなく、軽い局所麻酔だけでも負担を軽減できます。特に、過去に経口内視鏡検査で苦しい思いをされた方や、嘔吐反射が強い方にはおすすめです。ただし、患者さんの鼻の構造によっては、経鼻内視鏡検査が難しい場合もあります。
 
当院では、患者さんの負担をできるだけ軽減するため、経鼻内視鏡検査を基本としてご案内していますが、患者さんの体調やご希望をしっかりお伺いした上で、適切な検査方法をご提案させていただきます。

大腸の内視鏡検査では、どのような点に注力されていらっしゃいますか?

大腸内視鏡検査は、がんやポリープ、炎症性腸疾患などの早期発見・診断に欠かせない重要な検査ですが、「痛い」「苦しい」というイメージから不安を感じる患者さんも多いと思います。当院では、こうした不安を少しでも軽減し、安心して検査を受けていただける環境づくりに注力しています。
 
従来の大腸内視鏡検査では、スコープを挿入する際に大腸の壁を圧迫して痛みを感じたり、大腸を膨らませるために空気を入れることで、検査後におなかが張って苦しく感じることがありました。これにより、患者さんの身体的負担だけでなく、精神的な負担も大きくなることが課題とされてきました。
当院では、まず使用するスコープにこだわり、細くてしなやかな内視鏡を採用しています。また、消化器内視鏡専門医として培った高度な技術を駆使し、大腸への刺激を最小限に抑えたスコープ挿入を心がけています。具体的には、腸の自然な動きに合わせてスコープを進める手法や、腸の形状に応じてスコープを柔軟に操作することで、痛みや不快感を軽減しています。
 
さらに、従来は空気で大腸を膨らませていましたが、当院では吸収されやすい炭酸ガスを使用しています。炭酸ガスは体内に吸収された後、自然に呼気として排出されるため、検査後のおなかの張りが短時間で解消され、患者さんの回復が早いというメリットがあります。
 
それでも、検査に対するご不安をお持ちの方も少なくありませんので、患者さんのご希望に応じて鎮静剤を使用することも可能です。実際、多くの患者さんが鎮静剤を使用した検査を希望されています。鎮静剤を使うことで、ウトウトとしたリラックス状態で検査を受けていただくことができ、眠っている間に検査が終わるというケースも多いです。検査が終わった後も、休憩室でしっかりとお休みいただき、目が覚めてから安全にお帰りいただけるよう配慮しています。
 
当院では、患者さん一人ひとりに寄り添い、事前のご説明から検査後のフォローまで、安心して受診いただける体制を整えていますので、どうぞお気軽にご相談ください。

大腸の内視鏡検査でポリープが見つかった場合、切除は可能でしょうか?

桶川中央クリニックの院内の写真

内視鏡で切除可能なものであればその場で切除できますが、ある程度大きいものなどについては患者さんの安全を考え、連携する高度医療機関にご紹介いたします。ポリープのなかには放置しておくと大腸がんに進行するリスクがあるものがあり、切除することで将来の大腸がんの予防につながりますので、患者さんの状態やご希望を考慮しながら適切な方法で迅速に切除治療を行うように努めています。
 
なお、当院での大腸ポリープ切除は日帰りで対応可能ですが、切除後の一定期間は安静を保っていただく必要があるほか、食事などの注意事項もあります。そうしたことについても丁寧にご説明いたしますので、検査をお考えの方はどうぞ気兼ねなくお声がけください。