患者一人ひとりの声に耳を傾け、患者が何でも気軽に相談できる雰囲気づくりに注力。「安心できる医療」、「疑問のない医療」の提供を目指す
日々の診療で心がけていることを教えてください。
患者さんは不安を抱えて受診されていることが多いので、「先生にこれを聞きたいな」と思ったときに、気軽に聞けるような医師でありたいと考えています。そのためには、患者さんのお話をしっかりと聴き、私からも「何か聞きたいことはありませんか？」と声をかけるようにし、患者さんが話しやすい雰囲気を作ることを心がけています。
先代院長の患者さんも多く来院されているそうですね。
そうなんです。父は、患者さん一人ひとりにていねいに向き合っていたようで、「本当によく診てもらった」と感謝の気持ちを伝えてくださる患者さんも多くいらっしゃいます。とても嬉しく思いますが、同時に、そうした患者さんの信頼を裏切らないように気を引き締めて、日々の診療に取り組んでいます。
ところで、クリニックは外観・内装ともに色合いがやさしく、木もふんだんに使われていて、素敵な雰囲気ですね。
ありがとうございます。患者さんには、木の温もりを感じていただくことで、緊張せずに受診していただきたいなという想いを込めています。不安感が少しでも和らぐように、居心地の良さを感じていただけたら嬉しいですね。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか？
休日は家事に追われているうちに、あっという間に一日が終わってしまうことも少なくありません（笑）。私はストレスが溜まるとつい食欲が増してしまうのですが、最近は近所においしいパン屋さんが続々とオープンしていて、パン屋めぐりをしながらいろいろな種類のパンを楽しむことが、ちょっとしたストレス解消法になっています。そのほかにも、映画やYouTubeを観たり、愛犬と過ごしたりする時間がリラックスのひとときです。ちなみに、当院のロゴに描かれている水色の犬は、うちの愛犬がモデルなんですよ。それくらい溺愛しています（笑）。
もともと旅行が大好きなのですが、コロナ禍でなかなか行けずにいました。これからは感染対策に気を配りつつ、また少しずつ旅に出かけられたらと思っています。
さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。
私の父が長年支えてきた地域医療を、これからは私がしっかりと引き継いでいきます。父のように患者さんから信頼され、困ったときに頼っていただけるかかりつけ医を目指して日々努力しています。地域の皆さんが安心して受けられる医療、疑問を持たずに納得できる医療を提供していきますので、健康に関するあらゆるお悩みやご不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
また、血液がんに限らず、全身のがんに関しても深く学び、高度医療機関での診療経験を積んできました。がんに関するご心配があれば、どうぞご相談にいらしてください。できる限りのサポートをさせていただきます。