更新日: 2024-07-16

基本情報

名称:
さとう内科おなかクリニック
診療科目:
内科, 消化器内科, 内視鏡内科
住所:
〒 386-0012
長野県上田市中央1-8-21

電話番号0268-22-2342電話
する

消化器疾患では、胃・大腸消化器内視鏡検査を中心に、ストレス性の胃痛から難病の潰瘍性大腸炎まで専門的に診療

佐藤先生は、総合内科専門医の資格も取得されたとうかがいました。

佐藤 幸一先生の写真

はい、かかりつけ医として地域の皆さんのご相談に幅広く応じていきたいと、総合内科専門医の資格も取りました。例えば、「お腹が痛い」という症状は、心臓や肺の病気が原因で起こることもあります。「何科にかかったらいいのかわからない」といったご相談も含めて、内科医として全身をトータルで診療し、適切な検査や治療に結びつけていきたいと考えています。

現在、どのような患者さんが多く来院されていますか?

主訴として多いのは、やはり胃や腸といったお腹の症状を訴える患者さんですね。長く通院されている方で多いのは、過敏性腸症候群のような、ストレスなどで慢性的にお腹が痛いとか、下痢をしてしまったといった訴えでしょうか。最近は、「機能性ディスペプシア」といって、胃内視鏡検査をしても胃潰瘍や胃がんといった異常は見つからないにもかかわらず、胃痛や胃もたれなどの症状が続くという患者さんが増えています。

その他に、内科も診療していますので、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の患者さんや、風邪、インフルエンザの患者さんも多く受診されています。

佐藤先生が得意とされている胃と大腸の内視鏡検査について詳しく教えてください。

佐藤 幸一先生の写真

胃カメラ検査については、経鼻内視鏡と経口内視鏡を行っています。ご要望があり、なおかつ患者さんの身体状態に問題がなければ鎮静剤を使用しての検査も可能です。
大腸カメラについては、先端に拡大鏡を搭載した、診断能力の高いカメラを導入し、検査前の下剤は、院内でも服用していただけるようにトイレ付きの個室を4部屋新設しました。もちろん、下剤はご自宅で服用していただくこともできますが、看護師の見守りのもとで服用していただくこともできます。

万が一、検査中に大腸ポリープが見つかった場合、当院で対応可能な大きさでしたら、事前に患者さんの同意をいただいた上で、その場で切除することができます。切除にあたって入院や、より専門的な検査が必要だと判断した場合には、すぐに大学病院などの連携病院をご紹介していますので、安心して検査を受けていただければと思います。

豊富な臨床経験をお持ちの「潰瘍性大腸炎」の専門診療についても教えてください。

潰瘍性大腸炎の患者さんは、近年、非常に増えているのですが、ここ上田市周辺のクリニックで診療できるところは少ないのが現状です。
最近は、生物学的製剤を中心に、クリニックでも使える画期的な治療薬が登場していますし、ステロイド薬の投与や生活習慣の指導などで、症状をコントロールすることが可能です。潰瘍性大腸炎は、大腸がんのリスク因子でもありますので、大腸カメラによる定期検診も含めて、私のこれまでの臨床経験を地域の皆さんのために役立てていきたいですね。