更新日: 2023-01-04

基本情報

名称:
やましたクリニック
診療科目:
内科, 胃腸内科, 消化器内科, 肛門科
住所:
〒 740-0032
山口県岩国市尾津町1-12-29

電話番号0827-34-0303電話
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「苦痛の少ない内視鏡検査」を軸に、生活習慣病や肛門疾患まで幅広く対応。長きにわたり地域医療に貢献

どのような患者さんが来院されていますか?

「極力痛みを抑えた胃カメラ検査・大腸内視鏡検査」を特徴として打ち出していますので、腹痛や便通異常などの消化器症状の方、検診で異常を指摘された方が内視鏡検査を目的に多く来院されています。
あとは、近年増加している、高血圧症・脂質異常症・高尿酸血症・糖尿病といった生活習慣病で定期的に通院している方も多いですね。
もちろん、かかりつけ医として、風邪や肺炎・気管支炎といった内科の一般的な病気のほか甲状腺疾患にも対応しておりますし、肛門外科を標榜していますので痔などの肛門の症状で受診される方もいらっしゃいます。

貴院の特徴である「極力痛みを抑えた内視鏡検査」とは、具体的にどういった検査なのでしょうか?

山下先生の写真

胃カメラ・大腸カメラいずれも鎮静剤を使用し、培ってきた熟練の技法を用いて行っています。患者さんは半分眠ったような状態で検査を受けられるので、「気がついたら終わっていた」という感想を持つ方がほとんどですね。
鎮静剤は量が多すぎると呼吸を抑制しすぎることもありますし、少なすぎると痛みを緩和する効果が不十分になってしまいます。患者さん一人ひとりに合わせて種類や量を調整し、検査中は呼吸状態などに細心の注意を払って実施しています。

「胃カメラ」と聞くと胃がんの検査、と考えている方が多いですが、胃カメラでわかる病気はそれだけではありません。胃カメラは正式には「上部消化管内視鏡検査」という検査で、のどから食道、胃、十二指腸まで観察します。食道がん、胃がん、十二指腸がんといった消化器のがんのほか、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、急性胃炎、ポリープなどの疾患をみつけることができます。
一方、大腸カメラは大腸がんをはじめとして、大腸ポリープや、過敏性腸症候群、そして潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患などが診断可能です。

安心して内視鏡検査を受けてもらうため、どんな点にこだわっていますか。

山下先生の写真

まだまだ「内視鏡検査は痛い・辛い」というイメージをお持ちの方も少なくありません。実際、当院の患者さんにも「はじめての検査でとても緊張している」とか「以前に他の病院で検査したけどしんどかった」とおっしゃる方もいます。

そのため当院では、ゆっくりと時間をかけて患者さんとコミュニケーションをとること、そして、検査の流れや守っていただきたいことをしっかり患者さんに説明すること、を心がけています。

また新しい試みとして、胃カメラ・大腸カメラ検査の流れや注意点についての動画を作成してYoutubeにアップしています。いずれも私がこだわって編集し、ナレーションまでつけた力作です(笑)。病院で検査の説明を聞いたけど、もう一度復習したいという方はもちろん、内視鏡検査を受けたことがない方にもぜひ視聴していただきたいですね。

内視鏡検査だけでなく、さまざまな疾患について動画を作成していらっしゃいますね。

そうですね。内視鏡検査の解説動画のほかにも、胃潰瘍や逆流性食道炎、潰瘍性大腸炎、機能性ディスペプシアなど消化器疾患についての動画も制作して、Youtubeにアップしています。
どんな病気であるのかをはじめ、治療法や予防法、食事療法などをお伝えしていますが、こういった試みが、予防医療や病気の早期発見・治療に繋がっていければ嬉しいですね。