更新日: 2022-07-13

基本情報

名称:
浦安中央公園クリニック
診療科目:
泌尿器科, 内科, 外科
住所:
〒 279-0021
千葉県浦安市富岡3-2-6

電話番号047-314-1771電話
する

地元・浦安で泌尿器科を中心に内科・外科まで幅広く地域医療に貢献

この場所に開業された理由をお聞かせください。

当クリニックがある場所には以前、私も勤務していた浦安中央病院があったのですが、建物の老朽化に伴い移転することになったんです。移転場所は距離にすると800mほど移動しただけですが、訪れるには高速道路を越える必要があるため、ご高齢の患者さんの中には通院を続けるのが難しいという方も少なくありませんでした。
 
浦安中央病院への通院が難しくなってしまった患者さんが来院しやすいこと、35年事業を継続させていただいた地域の方々とのつながりを断ち切ることなく、かかりつけ医として地元の皆さんに恩返ししていきたいという想いもあり、この地で開業するに至りました。

浦安中央公園クリニックの院内写真
モダンでスタイリッシュな院内には、JAZZを中心にオールジャンルで先生が厳選・編集したBGMが流れている。

どのような患者さんが来院されますか?

若い世代のからご高齢の方まで、幅広い世代の患者さんがいらっしゃいます。浦安中央病院への通院が難しい高齢の患者さんも多く、ここに開業してよかったなと感じています。
 
比較的若い患者さんですと、膀胱炎、尿路結石などの急性疾患や、出産後の尿失禁、最近全国的に感染者が増えている性病や痛風、高血圧、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などの生活習慣病で来院される方が多いですね。また自費診療になりますが、EDやAGA(男性型脱毛症)で来院される方もいらっしゃいます。

こちらのクリニックの強みを教えてください。

当クリニックの患者さんの半分は泌尿器科領域、もう半分は内科領域の疾患で来院されています。さらに泌尿器と内科の両方の症状で困っている方が全体の1/3ほどいらっしゃいます。例えば排尿障害と高血圧や糖尿病などの問題を抱えている方ですね。それらの症状の原因は異なるように見えて、実は老化や遺伝的な理由、生活習慣病など根本は一緒のことも多いです。
 
私は、専門の腎臓泌尿器科領域の疾患だけでなく、浦安中央病院でジェネラリストとして総合的な視点から様々な症状を診てきました。その経験を活かして、複数の科をまたがるような症状に対しても当クリニックで適切な医療を提供できることが大きな特徴ですね。科ごとに別々の場所に通院することなく当クリニックに通うだけで済ませることができる可能性があるので、患者さんの負担軽減にも繋がっていると思います。
 
その他、睡眠時無呼吸治療にも対応していますし、「認知症サポート医」の研修も修了しており、認知症の診療をはじめ浦安市の介護認定事業にも携わっています。ぜひご相談いただければと思います。

特徴的な検査や治療はありますか?

 髙須院長の写真

検査では、膀胱がんの術後フォローや血尿の精密検査などに膀胱鏡(膀胱用内視鏡)を採用しています。尿道から細い胃カメラのような管を入れ、尿道と膀胱の状態を精密に確認することが可能で、正確な診断や適切な治療の提供に役立てています。局所麻酔を行いますので痛みはほとんどありません。
 
特徴的な治療としては、過活動膀胱で頻尿や切迫性尿失禁の症状で困っている患者さんに対するボトックス治療がありますね。シワの改善などを目的に用いられるボトックスという薬剤を、膀胱鏡を使用して膀胱の壁内(筋肉)に注射する治療法で膀胱の過剰な収縮を抑える効果があります。半年に一度程度の頻度で治療を行いますが、内服薬が効かない、あるいは副作用によって内服薬を十分に使いきれない患者さんにメリットがあります。まだあまり広く知られていないようですが、ヨーロッパでは広く使われている治療法で、日本でも保険診療で対応できますのでお悩みの方はぜひご相談ください。
 
コロナ禍に伴い発熱外来にも力を入れています。感染リスクを下げるため他の患者さんとは動線を分け、敷地内に設置したテントの中で診察を行います。また、新型コロナウイルス感染症の検査では、「IDNOW」という遺伝子検査を採用しており、13分あればPCR検査と同程度の精度をもつ検査ができる体制を整えています。