更新日: 2021-12-01

基本情報

名称:
飛田給プライマリクリニック
診療科目:
形成外科, 小児形成外科, 一般内科, 整形外科
住所:
〒 182-0036
東京都調布市飛田給1-11-1-1F

電話番号042-444-1715電話
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患者さんの幅広いニーズに対応できる、形成外科中心の総合診療クリニック

どのような患者さんが来院されますか?

当院は、形成外科、内科、整形外科を標榜していますが、比較的、形成外科領域の患者さんが多い印象です。近隣の保育園から、「転んでケガをしてしまった」といって、保育士がお子さんを連れて来院されることもよくありますね。交通事故や労災事故の患者さんも増えました。
あとは、腰痛や膝痛・肩痛といった整形外科的な症状を訴える患者さん、高血圧や糖尿病といった慢性疾患を抱える中高年層の患者さんなどがいらっしゃいます。

形成外科とは、体の表面に生じた異常や変形などについて、その機能の回復に向けた治療はもちろん、治療後の外見(見た目)にも重点を置く診療科です。
具体的に、当院の治療で多いものですと、「粉瘤」といういわゆるできものやホクロの除去、外傷や火傷などで生じた傷の手当などがあげられますが、それらをできるだけ傷跡が残らないように治療していきます。その他、爪の両先端部が丸まってしまう「巻き爪」や、加齢によってまぶたがたるみ視野が狭くなる「眼瞼下垂」の手術などもよく行っています。

飛田給プライマリクリニックの医療機器の写真
繊細な処置を施すために導入した「手術用顕微鏡」

また当院では、形成外科の専門的治療がおこなえるように、充実した医療設備を整えています。特に、繊細な処置を施すために「手術用顕微鏡」を導入したのが一番のこだわりです。患部を拡大観察しながら、これまでの経験で培ってきた丁寧で繊細な縫合手技で手術を行うため、術後の腫れも少なく、術後の患部の美しさも追及した手術が可能になっています。

「内科も診られる外科クリニック」というのは、めずらしいですね。

へき地医療でさまざまな病気やケガの診療に携わり、さらに、形成外科を専門として手術の経験も数多く積み重ねてきて、総合内科専門医と形成外科専門医を併せ持ち、幅広い診療科に対応できるのが、私の強みです。

近所にある身近なクリニックで、病気やケガをトータルに診てもらえるとなれば、患者さんにとっても、複数の病院に通院する手間が省けたり、スムーズに治療を進めやすかったりと、ご負担も少なくなると思います。

医院名にも掲げているプライマリには、「最初の」や「第一の」といった意味があります。私は、地域の方々が健康面で悩んだ時に、まず始めに相談できて、1番頼りになるクリニックでありたいと思っています。健康面で不安に感じることがあれば、まずは気軽にご相談いただきたいですね。

菱山院長の写真3

日々の診療で心がけていることを教えてください。

診療で大事にしているのは、患者さんが何を目的に来院されているかを正確に把握することです。
例えば、外傷を負った患者さんに対して「治療」と一口に言っても、さまざまな方法があります。まずは、手術するかしないか、手術をするなら術式は何か、手術をしないならほかにどのような処置方法があるか、など。もちろん、生死が関わっていれば選択肢が限られていますが、そうでなければ、治療法に絶対の正解はありません。「できれば縫いたくない」という患者さんも、結構いらっしゃるんです。

私は、患者さんがわかりやすいように治療の選択肢を提示し、それぞれの治療の経過、メリット・デメリットなどをしっかりとお伝えすること、そして、患者さんのニーズをしっかり見極め、納得して治療に臨んでもらえるようにすることも、医師としての重要な役割だと思っています。