更新日: 2021-12-01

基本情報

名称:
飛田給プライマリクリニック
診療科目:
形成外科, 小児形成外科, 一般内科, 整形外科
住所:
〒 182-0036
東京都調布市飛田給1-11-1-1F

電話番号042-444-1715電話
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医療の質を担保しつつ、可能な限り多くの患者さんの期待に応えたい

在宅診療にも取り組んでいると伺いました。

菱山院長の写真4

はい。身体的に通院が困難な患者さんには、訪問診療をおこなっています。診ている患者さんは、高血圧や糖尿病などの慢性疾患だけでなく、腰痛・膝痛、皮膚疾患など、その症状や疾患もさまざまですが、なかでも、要介護度の高い患者さんは、寝たきりで床ずれを起こしているケースが多くみられます。
専門的には褥瘡(じょくそう)と呼ばれる床ずれは、同じ体勢を続けることで血流が滞り、皮膚にさまざまな異常があらわれる疾患です。赤くなったり、ただれたり、重症化すると骨が見えるほどの潰瘍ができることもあります。
私は、塗り薬で改善がみられない床ずれに対してはその場で患部を切開するなど、外科的な処置を在宅で行っています。侵襲的な治療ができたほうが、床ずれの回復が早く、患者さんご本人はもちろんご家族の方からも喜んでいただいています。

お忙しいなかで、どのようにリフレッシュされていますか?

趣味は、落語鑑賞なんです。ご存じのように、落語というのは、噺家が座布団の上に座り演目をしゃべるわけですが、うまい噺家がしゃべると、そのストーリーに引き込まれ、登場人物がありありと動きまわっている様子が浮かんできます。舞台上では禿げ頭の噺家がしゃべっているのに、若い娘さんが「お前さん、どうしたの?」といったシーンが見えてくるんです(笑)。
そうして、噺家のしゃべりに引き込まれると、演目が終了した時に頭の中がスッキリして、すごくいい時間を過ごせたようなすがすがしい気持ちになります。私は、その気持ちにひたるのが好きで、リフレッシュを兼ねて寄席に落語を鑑賞しに行っています。
ライブは、テレビで鑑賞する落語と全く雰囲気が違うので、ぜひ皆さんにも寄席に行くことをおすすめしたいですね。

最後に、今後の展望や読者の方にメッセージがあればお願いします。

菱山院長の写真5
地域の方々が健康面で悩んだ時に、まず始めに相談できて、1番頼りになるクリニックでありたいと思っています。

開業して日は浅いですが、地域住民の医療ニーズに応えられるように、専門の形成外科をはじめ、一般内科、整形外科、在宅訪問診療まで幅広く対応してきました。ありがたいことに、私一人では手がまわらないくらい、当院を頼りにしてくださる患者さんが増え、プライマリケアをおこなうクリニックとして、役割を果たせてきているように感じます。

今後の展望としては、医師の人材の確保や診療体制の工夫などを行い、より多くの方に適切な医療を提供していきたいと考えています。

お話した通り、「まず始めに相談できて、1番頼りになるクリニックでありたい」との想いから「プライマリクリニック」と名付けました。これからも、近隣地域住民はもちろん、調布飛行場を利用する離島住民の方など、皆様に頼りにしてもらえるように尽力していきます。