更新日: 2023-01-31

基本情報

名称:
ぜぜ駅前ひふ科・形成外科クリニック
診療科目:
皮膚科, 形成外科, 美容皮膚科, 美容外科
住所:
〒 520-0802
滋賀県大津市馬場2-9-1 IB大津2F

電話番号077-521-7100電話
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2022年5月に開院した「ぜぜ駅前ひふ科・形成外科クリニック」はJR琵琶湖線・京阪石山坂本線の膳所駅からいずれも徒歩1分と、アクセス良好で通いやすいクリニック。
院長の藤村大樹先生は、京都第一赤十字病院や京都岡本記念病院の形成外科で部長を務めるなど、形成外科の分野で20年以上活躍を続けてきたベテランドクター。豊富な臨床経験を活かし、きず・できもの・あざなど、体の表面に生じるさまざまな問題に対して、内科的治療法から外科的治療法まで、幅広い選択肢の中から患者に適した治療法を提案できるのが強みだ。
「体の表面になにか問題や気になることがあったら、いつでも気軽に受診してほしい」と語る藤村院長に、クリニックの特徴や今後の展望についてお話を伺った。

大学内の書店で偶然手にとった本がきっかけで形成外科医の道へ

形成外科医を目指されるようになったきっかけを教えてください。

藤村大樹先生の写真

実のところ、医学部に進んではみたものの、内科や外科といった王道医学にはあまり興味を持てなかったんです。そんなときに、大学内の書店で、たまたま形成外科の本を見かけたのです。どんなことをする科だろう?と思ってその本をたまたま手にとったのがきっかけですね。
衝撃的だったのは、上顎洞がん、いわゆる上あごのがんの切除後の写真、そして形成外科医による顔面再建術後の写真です。がんの切除のため、顔を構成している半分がなくなっている状態から、形成外科医が手術を施した後には、顔らしいものがちゃんと再現されていて、純粋に「すごい!」「こんなことができるのか!」と驚きました。そこから興味を持つようになり、「自分もこの道を進みたい」と形成外科医になることを決めました。
私は京都府立医科大学の出身ですが、大学では形成外科の講義はなかったので、その本に出会わなければ、形成外科の存在を知らずに卒業していたかもしれません。

京都府立医科大学を卒業後、東京の昭和大学病院形成外科学教室へ進まれていますね。

そうですね。京都府立医科大学附属病院には形成外科の医局がなかったため、当時、形成外科領域では全国でも有数の昭和大学病院形成外科に入局しました。
同大学病院や関連病院で、さまざまな症例の経験を積んだ後、2008年からは故郷の京都に戻り、京都第一赤十字病院と京都岡本記念病院でそれぞれ形成外科の初代部長として、診療科の立ち上げにも携わってきました。

どのような症例を診てこられたのでしょうか?

形成外科とは、体の表面に生じた異常や変形などを、機能的かつ外見的(見た目)にも改善する診療科です。
20年以上の勤務医時代には、軟膏治療によって症状が改善する皮膚科的治療から、小さなできものを切除する皮膚外科手術をはじめ、私が学生時代に衝撃を受けたような、がん手術などによって失われた顔面や体の修復をする大掛かりな再建手術まで数多くの症例を経験し、研鑽を積んできました。

そして2022年5月に、滋賀県大津市の膳所駅前でクリニックを開業されましたが、何かきっかけがあったのでしょうか。

開業を考えたきっかけとしては、「これまで大きな病院で培ってきた経験を、地域医療で、患者さんにもっと近いところで提供していきたい」と考えるようになったことが大きいですね。あとは、これまでずっと勤務医としての人生しか知らなかったものですから、「自分が見ていない世界も見てみたい」と思うようになったのも理由の一つです。
 
この膳所駅は私の地元である京都からも近いですし、クリニックの立地も本当に駅の近くで活気のある場所です。ここしかない、とピンときて決めました。
バス停も近くにありますし、お車で来院の場合は、提携している大津モータープール、または膳所駅前公共駐車場をご利用いただけます。
お住まいが駅から離れているご高齢の方や、電車移動が難しいお子様連れの方にも気軽に受診していただきたいと思います。

ぜぜ駅前ひふ科・形成外科クリニックの外観の写真
膳所駅から徒歩一分と通いやすい
ぜぜ駅前ひふ科・形成外科クリニックの院内の写真
陽光が入り、明るく広々とした待合室