更新日: 2023-01-31

基本情報

名称:
ぜぜ駅前ひふ科・形成外科クリニック
診療科目:
皮膚科, 形成外科, 美容皮膚科, 美容外科
住所:
〒 520-0802
滋賀県大津市馬場2-9-1 IB大津2F

電話番号077-521-7100電話
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内科的治療から外科的治療まで。豊富な臨床経験をもとに、1人ひとりの患者に適した治療法を提案

開業後、どんな患者さんが多くいらっしゃっていますか。

藤村大樹先生の写真

当院は、皮膚科・形成外科・美容皮膚科・美容外科を標榜しており、アトピー性皮膚炎やじんましん、ヘルペス、乾癬といった一般的な皮膚疾患から、形成外科領域のきずあとの修復や火傷の治療のほか、シミやしわ、たるみの改善など美容目的の方まで本当に幅広く来院されています。患者さんの年齢層もお子さんからお年寄りまで、こちらも幅広いですね。
 
中でも、私が思っていた以上に多いのが、足の爪の相談で受診する患者さんです。ご高齢の方ですと、爪の両端が内側に湾曲してしまう「巻き爪」の症状が多く、比較的若い方に多いのが爪の端が皮膚に食い込んでしまう「陥入爪」ですね。
治療は、炎症や痛みが軽症であれば、軟膏やテーピング、靴の見直しなどで改善しますが、重症になるともう少し大掛かりな、外科的な治療が必要な場合もあります。
また、症状が強く、一度で確実な効果を希望する方には、「3TO」と呼ばれるワイヤー矯正治療や、「ペディグラス」という補正器具を使った自由診療の治療をおすすめしています。少ない痛みで爪の形を改善できる治療で、患者さんにとってもメリットの大きい治療法だと思います。ただし、1か月ごとの通院によるメンテナンスが必要なことや、治療効果を継続させるためには定期的な付け直しが必要なことなども説明し、納得していただいたうえで導入するようにしています。

クリニックの特徴や、今後力を入れていきたい治療について伺えますか。

当院は、既存の治療法だけでなく、自由診療(自費診療)も含めた治療法まで幅広い選択肢をご提案できるようにしています。
患者さんの「治したい」という切実なニーズに応えられるように、患者さんの症状や困っていることをしっかりと把握・分析した上で、保険診療と自由診療の境目を設けることなく、一人ひとりの患者さんに満足いただける適切な治療の提案をすること、それが私のポリシーであり、クリニックの大きな特徴だと思います。

藤村大樹先生の写真

また当院では、「手術室」も設置しており、形成外科・美容外科の専門的外科治療がおこなえるように環境を整えています。皮膚のできものを切除したり、傷の縫合をしたり、あるいは各種美容外科手術などの手術診療に関しては私の得意分野ですから、当院の特徴の一つとして、もっと多くの方に知っていただきたいですね。
今のところ当院の治療で多いものですと、「粉瘤」といういわゆるできものの切除術がありますが、10cmを超えるようなよほど大きなものではない限り、局所麻酔の日帰りで手術が可能です。切除手術というと傷跡を気にされる方もいらっしゃいますが、小さな切開で中途半端に摘出するよりも、きちんと必要なだけ切開して確実に摘出し、丁寧に縫合する方が術後の傷跡はきれいになります。
形成外科専門医として、私のこれまでの臨床経験で培ってきた丁寧で繊細な手技で、術後の患部の美しさも追及した手術を提供させていただきます。

美容皮膚科、美容外科の治療に関する相談も増えてきているようですね。

そうですね。シミやたるみ・しわ・毛穴の汚れやひらきの改善などエイジングケアを希望されて来院される方が多く、美容への意識が高い方が増えている印象です。

ぜぜ駅前ひふ科・形成外科クリニックの院内の写真
落ち着いた雰囲気の施術室

当院の特徴として、ご相談が多い「たるみの改善」では、メスを使わずに顔に糸を挿入してリフトアップする「スレッドリフト」を採用しています。挿入する糸にトゲのようなものがついていて、そのトゲが皮膚にひっかかり、たるみを持ち上げてくれる仕組みです。
従来のフェイスリフト手術に比べると患者さんの負担が少ないだけでなく、傷跡が目立たない、施術直後にリフトアップの効果が期待できる、高周波やHIFUなどの機械を用いた治療よりも効果が確実、などのメリットがあり、頬や口元のたるみが気になる方にはぜひご提案したいですね。
ただし、効果は半年から2年程度しか続かないことや、自費診療であることなどをお話しさせていただいた上で、患者さんのご希望をお伺いし、ご納得いただいてからの施術になります。