更新日: 2024-07-09

基本情報

名称:
石川消化器内科・内視鏡クリニック
診療科目:
内科, 消化器内科, 肛門内科, 肛門外科
住所:
〒 536-0004
大阪府大阪市城東区今福西1-9-3 メディカルアベニュー城東4F

電話番号06-6930-1700電話
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「苦痛に配慮」「当日検査もOK」など気軽でスピーディーに受けられる内視鏡検査を実施

どのような患者さんが来院されていますか?

若い世代から高齢の方まで幅広いですが、やはり内視鏡検査で受診される方が多いですね。当院は土日も検査していますし、場合によっては当日検査も可能ですので、大阪だけでなく、神戸や奈良などの遠方から来られる方もいます。

内科では、近隣にお住まいの方が風邪やインフルエンザ、胃腸の不調など日常的な疾患で受診されています。最近は、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の患者さんも増えていますので、ご自宅に伺って診療する往診も始めました。
肛門科は、排便時に出血がある、おしりに痛みがある、痔を患っているといった症状でお悩みの患者さんがお越しになっています。

貴院で受けられる内視鏡検査について詳しく教えてください。

石川 嶺先生の写真

当院では、できるだけ患者さんの苦痛がないように、細心の注意を払いながら検査を実施しています。
胃カメラ(胃内視鏡検査)は経口・経鼻に対応しており、検査時は挿入箇所に局所麻酔を使用しますが、ご希望に応じて鎮静剤を併用しています。これによって、患者さんはウトウトと半分眠ったような状態になり、痛みや不安、恐怖を感じにくくなります。加えて、オエッとなる嘔吐反射も起こりにくくなるので、楽に検査を受けていただくことができます。

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、検査前に下剤を飲んで腸内をきれいにしていただきますが、ご自宅が遠方の方や初めてで不安のある方は、院内に用意した半個室で服用していただけます。検査では、曲がりくねった大腸をカメラが通過するときに痛みを感じやすいのですが、鎮静剤の使用と、経験を積んだ専門医がカメラをすべりやすくするなど痛みを極力抑えた挿入方法を駆使して検査を行っていますのでご安心ください。また、大腸ポリープが見つかった場合は、その場で切除することも可能です。

肛門科では、どのような診療を行っているのでしょうか?

当院では、女性の方も相談しやすいように私と女性医師の2名で診療を行っています。痔の治療については、肛門の内側にできる内痔核に直接薬剤を注入して治療するジオン注射(ALTA療法)を実施しています。これは認定医※3だけが施術できる治療で、日帰りで受けていただけますし、切開治療のような痛みや出血もなく多くのご相談をいただいています。そのほか、肛門ポリープや肛門尖圭コンジローマなどは当院で切除手術を行っています。
排便やおしりの症状は、恥ずかしいからと受診を避ける方もいらっしゃいますが、大きな病気が隠れているケースもありますので、早めに受診していただきたいですね。

※3 内痔核治療法研究会認定医

医療設備ではCT検査機器を導入されていると伺いました。

CT検査機器の写真
16列CT検査機器

はい。CTは撮影時間が短く、放射線量を低く抑えられる新型のものを導入しました。精密検査によって見つかる病気が多いので、できるだけ院内でさまざまな検査を実施できる環境を整え、症状の原因や潜んでいる疾患の早期発見に努めています。実際に、がんの腫瘍マーカー検査で高い数値が出て来院された患者さんで、内視鏡検査やエコー検査をしても何も見つからず、CT検査を実施したところ原発不明がんが見つかって早期治療に至ったということもありました。
内視鏡についても、体内の微細なところまで確認できる拡大内視鏡を使用するなど、高性能システムを導入し、小さな病変も見逃さないようにしています。