更新日: 2025-07-23

基本情報

名称:
千葉海浜幕張消化器・内視鏡内科クリニック 美浜院
診療科目:
内科, 消化器内科, 肛門内科
住所:
〒 261-0021
千葉県千葉市美浜区ひび野1-9 スーク海浜幕張2F

電話番号043-297-1111電話
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多忙な働き世代が受診しやすい環境を整え、苦痛の少ない内視鏡検査で病気の早期発見・早期治療を目指す

貴院で受けられる内視鏡検査について教えてください。

大橋 美穂先生の写真

胃内視鏡検査は、鼻からスコープを挿入する経鼻検査と、口からスコープを挿入する経口検査からお選びいただけます。経口の場合は、鎮静剤を使用してウトウトと眠った状態で検査を行うので、検査時間も短くリラックスして受けていただけると思います。

大腸内視鏡検査では、不安や苦手意識をお持ちの方でも安心して受けていただけるように、鎮静剤を使用しています。大腸はスコープを挿入するときに圧迫されて痛みが生じやすいため、当院では「無送気軸保持短縮法」という手技で痛みや苦痛を抑えながら検査を進めていきます。また、スコープは径が細くて柔らかく、粘膜表層を詳細に観察できる高性能の内視鏡を採用し、患者さんの負担を軽減しながらも小さな病変を見逃さない精度の高い検査に努めています。

検査時にポリープが見つかった場合は、どのように対処されていますか?

大腸がんのリスクを高める大腸ポリープは、検査中にその場で切除することも可能です。検査と同時に行うことで、下剤の服用や食事制限も一度で済みますので、事前に患者さんにご説明をして許可を得た上で切除を行っています。ただし、ポリープの大きさや形態、切除時の出血などを考慮して、高度医療機関での治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関を紹介いたします。

大腸がんは、がんの死因の中でも上位で、特に女性は死亡原因の1位となっています。しかし、健康診断や検便で異常が見つかっても、ご自身で「痔」と判断される方が少なくありません。実際に大腸内視鏡検査をしてみると、4割程度の方にポリープが見つかったり、若い世代でも大腸のしこりが見つかるケースもあります。やはり、一度は内視鏡検査を受けていただき、ポリープが見つかった場合はできるだけ切除しておくのが安心だと思います。

気軽に検査を受けていただくために、さまざまな配慮をされていると伺いました。

千葉海浜幕張消化器・内視鏡内科クリニック 美浜院の院内の写真
トイレを完備した院内下剤専用の個室

平日や日中は仕事や家事で忙しく、なかなか受診できないという方も多いので、土曜・日曜にも内視鏡検査を実施しています。また、午前中に検査まで終わる早朝検査や、胃カメラ・大腸カメラの同日検査にも対応しています。WebやLINEアプリで事前に予約もできますので、お忙しい方はぜひご活用いただければと思います。

そのほか、院内で下剤を服用される方には、専用トイレを完備した完全個室を設けていますので、プライバシーが守られた空間でリラックスして過ごしていただけます。検査後、鎮痛剤が抜けるまでお休みいただく際も、ストレッチャーで寝たまま移動して楽な姿勢で休めるようにするなど、安心・安全に配慮した環境づくりに努めています。

肛門内科では、どのような診療が受けられるのか教えてください。

おしりのトラブルでは、いぼ痔や切れ痔、肛門周囲膿瘍といった、いわゆる痔疾で受診される方が大半です。
診察では患部を詳しく観察し、薬で改善がみられる状態か、外科的な手術が必要かを判断します。当院では、今のところ内科的治療のみの対応となるため、外科的治療が必要な場合は、連携している医療機関を紹介させていただきます。薬での改善が期待できる患者さんには、軟膏や内服薬の処方と合わせて、食事や運動、排便などの生活習慣の見直しや指導を行って治療を進めています。
おしりのトラブルは、恥ずかしさから受診を先延ばしにする方もいらっしゃいますが、そのままにしておくと症状が進んで深刻な状態になってしまうケースもあります。当院では患者さんのプライバシーに配慮しながら診療していますので、気になる症状があれば気軽にご相談ください。