デリケートな悩みも気軽に相談できる“敷居の低いクリニック”が目標
日々の診療で心がけていることはありますか?
当院には、「女性医師にお腹やおしりの不調を相談したい、診てほしい」と希望されて受診される方が多くいます。患者さんは不安や悩みを抱えて来院されますので、診療では話しやすい雰囲気をつくり、患者さんと目線を合わせて、ていねいに接するように心がけています。検査や治療方針のお話をするときも、決して急かさず、患者さんも気持ちを慮りながらゆっくり決めていくように努めています。
院内は落ち着いた雰囲気で、患者さんの緊張もほぐれそうですね。

ありがとうございます。患者さんがリラックスして過ごしていただけるように、院内は明るくゆったりした空間になっています。当院は海が近いロケーションなので、緑がかったブルーをアクセントカラーに、爽やかで落ち着いた雰囲気にまとめました。
また、定期的にスタッフの接遇研修も行って、コミュニケーション面でも患者さんが気持ちよく受診できる環境づくりに努めています。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?
トイプードルを飼っていまして、休みの日は散歩したり家で遊んだりしています。もともと、すごく犬好きというわけではなかったのですが、運命的に巡り合ってしまいました(笑)。16歳で少しおばあちゃん犬になりましたが、一緒に過ごす時間が何より癒しの時間です。
さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

当院は、「こんな些細なことで受診してもいいのかな?」と思う方も気軽に受診していただけるような、敷居の低いクリニックを目指しています。おなかの不調やおしりのトラブルはデリケートな問題ですから、病院やクリニックに行くのを躊躇して、不安を抱えながら過ごしている方も多いと思います。しかし、胃がんや大腸がんをはじめ、多くの疾患は進行するほど重篤な状態になります。大きな病気が発覚する前に、できるだけ早く発見して治療につなげ、地域の方々の健康を守るが当院の使命と考えています。
内視鏡検査についても、「苦しい」「痛い」といったイメージを払拭し、患者さんが快適に受けていただける検査の実施に努めています。女性はもちろん、誰もが気軽に受診できるクリニックを目指して、スタッフ一同尽力してまいります。お悩みやお困りごとがありましたら、ぜひご相談ください。