話しやすい雰囲気づくりを大切に、早期発見・早期治療で地域住民の健康を守りたい
肛門内科ではどのような診療が受けられますか?
おしりの痛みや出血、かゆみ、排便時の違和感などの症状に対して診察を行い、いぼ痔(痔核)・きれ痔(裂肛)・あな痔(痔瘻)・肛門周囲膿瘍など、さまざまな痔や肛門疾患の診断・治療に対応しています。外来での診察はもちろん、大腸内視鏡検査の際に併せて肛門の診察を行うことも可能です。
血便などの症状は、痔が原因の場合もありますが、大腸ポリープや大腸がんなど消化器疾患によって起こることもあります。当院では、消化器領域を専門とする医師が総合的に診察を行い、症状の原因をしっかりと見極めたうえで、適切な治療につなげています。
先生が日々の診療で大切にしていることを教えてください。

患者さんは、つらい症状や不安を抱えて来院されますし、医師との会話にはどうしても緊張が伴うものです。当院では、そうしたお気持ちに寄り添い、少しでも症状や不安を和らげられるよう、安心してお話しいただける雰囲気づくりを大切にしています。
また、「なんとなく調子が悪い」といったように、ご自身でも言葉にしづらい不調を訴えられる方もいらっしゃいます。そのような場合は、こちらから丁寧に質問を重ねながら、少しずつお話を伺うようにしています。焦らず、遠慮なく、思うことをそのままお話しいただければと思います。
休日はどのようにお過ごしですか?
学生時代は野球部に所属しており、大人になってからも友人たちと草野球のチームをつくって活動していました。最近は忙しく、プレーする機会が減ってしまいましたが、いずれまた再開できたらと思っています。
今は子どもと過ごす時間を何より大切にしていて、休日は一緒に遊んだり出かけたりして過ごすことが多いですね。子どもの成長を間近で感じられる時間は、とても貴重で楽しいひとときです。
最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

胃がんや大腸がんなどの消化器がんは、初期の段階では自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行してしまうことも少なくありません。しかし、早期に発見できれば内視鏡による治療で完治を目指すことも可能です。その早期発見に欠かせないのが、胃や大腸の内視鏡検査です。
当院では、地域の皆さんをがんなどの病気から守り、命を落とす方を一人でも減らしたいという思いで、内視鏡検査に力を注いでいます。おなかの症状が気になる方や、健康診断で便潜血陽性の判定を受けた方はもちろん、特に症状がない方も、一定の年齢を迎えたら定期的な検査をおすすめします。また、地域のかかりつけクリニックとして、一般内科全般の診療にも幅広く対応しています。風邪や生活習慣病などの日常的な症状から、「どの診療科に行けばいいかわからない」といったご相談まで、どうぞ気軽にお越しください。内視鏡検査を組み合わせた人間ドック(自由診療)もご用意しています。
これからも亀戸の地に根ざし、患者さん一人ひとりの声に耳を傾けながら、安心と信頼を届けられるクリニックを目指してまいります。「少し気になる」「相談だけでも」と感じたときに、気軽に立ち寄っていただける存在でありたいと思います。
自由診療費用
※表示価格はすべて税込みです
- ◆人間ドック
- 人間ドック:10,000円
- 胃内視鏡コース:16,000円
- 大腸内視鏡コース:22,000円
- 胃・大腸内視鏡コース:38,000円
- 人間ドック+胃内視鏡検査:26,000円
- 人間ドック+胃内視鏡検査+腹部超音波検査:32,000円
- 人間ドック+胃・大腸内視鏡検査:48,000円
- 腹部超音波検査の追加:8,000円
- 腫瘍マーカーの追加:1項目2,200円
※価格は2025年12月12日現在のものです。変更となっている場合がありますので、必ず医療機関にご確認ください。