更新日: 2025-05-28

基本情報

名称:
鶴見小野駅前内科・内視鏡クリニック
診療科目:
内科, 消化器内科
住所:
〒 230-0047
神奈川県横浜市鶴見区下野谷町3-88-1

電話番号045-717-7843電話
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丁寧な診療で患者の不安を払拭し、かかりつけ医として地域の健康を支えていきたい

貴院では、生活習慣病の診療にも力を入れていらっしゃるそうですね。

中島 祥裕先生の写真

はい。生活習慣病は、自覚症状がほとんどないまま進行し、やがて動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中、さらにはがんなどの命に関わる重大な疾患につながる可能性があります。こうした特性から、“サイレントキラー(静かなる殺し屋)”とも呼ばれています。

勤務医時代には、脳血管障害や心疾患で救急搬送されてきた患者さんを数多く診てきました。その多くが、生活習慣病をきっかけに重篤な状態に至っていたケースです。だからこそ、日々の診療を通じて、生活習慣病の予防や早期発見・早期治療にしっかりと取り組むことが、将来的な重症化を防ぎ、一人でも多くの命を守ることにつながると強く感じています。
当院では、血圧や血糖、コレステロールなどの数値管理はもちろん、患者さんの生活背景や習慣にも目を向けながら、無理なく継続できる治療・予防のサポートを心がけています。

発熱外来も設けていらっしゃるそうですね。

当院では、受付のすぐ隣に個室を2室ご用意しており、発熱や感染症が疑われる患者さんには、検査や診察が終わるまで専用の空間で安心してお過ごしいただけるよう配慮しています。一般診療の方と動線を分けることで、院内感染のリスクを抑えながら、落ち着いて受診いただける環境を整えました。
発熱やかぜ症状で受診をご希望の方は、事前にお電話またはホームページからご予約いただくとスムーズです。

日々の診療で大切にしていることを教えてください。

何よりも、患者さんの不安を取り除く診療を心がけています。来院される多くの方は、症状だけでなく、不安や迷いを抱えておられます。そのお気持ちに寄り添いながら、安心していただける対応をすることが、医師としてとても大切な役割だと考えています。

もちろん、患者さんのことを思えば、無責任に楽観的なことは申し上げられません。しかし、医師の言葉や伝え方ひとつで、患者さんの受けとめ方や気持ちは大きく変わるものです。当院では、診断結果や治療方針について丁寧にご説明するのはもちろん、「今の状態であれば、しばらく様子を見て大丈夫です」「こういう症状が出たら、すぐに受診してください」といったように、今後の見通しについても明確にお伝えすることで、不安の解消につなげています。

また、内視鏡検査では鎮静剤を使用することで、心身の負担を軽減できますが、一方で「眠ったような状態で検査を受けるのが少し不安」という方も少なくありません。そういった方にも安心していただけるよう、鎮静剤の使用前には必ず私自身が対面でご挨拶をし、直接お声がけさせていただいています。一つひとつは当たり前のことかもしれませんが、そうした“当たり前”を丁寧に積み重ねていくことこそが、信頼されるかかりつけ医への第一歩だと考えています。

診療時間以外の時間は、どのように過ごされているのでしょうか?

もともとはゴルフが趣味だったのですが、今は小さな子どもがいるため、育児中心の毎日です。週末は家族で買い物に出かけたり、自宅でゆっくり過ごしたりと、家族との時間を大切にしています。開業前には、家族で旅行にも行くことができて、とても良い思い出になりました。今はなかなか遠出は難しいですが、子どもの成長を見守る日々が何よりの楽しみですね。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

中島 祥裕先生の写真

当院は、地域の皆さんにとって身近で頼れる「かかりつけ医」として、日々の健康を支える存在でありたいと考えています。内科全般の診療に加え、健康診断や予防接種にも対応していますので、体調に不安があるときはもちろん、「ちょっと相談してみたい」と思ったときにも、どうぞお気軽にご来院ください。

また、がんなどの重篤な病気を早期に発見・治療するためには、定期的な検査が非常に重要です。特に消化器疾患の早期発見に有効な内視鏡検査については、「苦痛の少ない検査」を目指して環境と技術の両面から工夫を重ねています。
なかでも、大腸内視鏡検査は「つらい」「不安」と感じて受診をためらう方が多くいらっしゃいますが、当院ではさまざまな対策により、ご負担を最小限に抑えられるよう努めています。胃と大腸の内視鏡検査を同日に受けていただくことも可能ですので、ぜひ一度ご相談いただければと思います。今後も地域の皆さんの健康を守るために、丁寧で信頼される医療を提供し続けてまいります。