更新日: 2022-11-24

基本情報

名称:
髙槻医院
診療科目:
内科, 小児科, 糖尿病内科
住所:
〒 520-0807
滋賀県大津市松本2丁目4-37

電話番号077-522-3991電話
する

石山坂本線の石場駅と島ノ関駅からそれぞれ徒歩4分、日本最大の湖・琵琶湖のすぐ傍らにある髙槻医院は、1956年開業の老舗医院。ホームドクターとして深く地域に根ざし、乳幼児から高齢者まで多くの住民の健康を支えてきた。その髙槻医院を継承したのが、柔和な笑顔が印象的な髙槻信夫先生。同じく医師である父親の姿に憧れ、大学病院などの糖尿病内科、総合診療科で研鑽を積んだ後、2022年4月に三代目院長に就任した。
髙槻信夫院長のモットーは、「患者さんの立場に立った医療を提供すること」。その信念に従い、オンライン診療を導入するなど受診の利便性向上や、生活習慣病の早期発見・早期治療のための院内検査の充実などに取り組んでいる。
「ちょっとした不調も気軽に相談してほしい」と話す髙槻信夫院長に、医院の特長や患者への思いなどを伺った。

地域住民の健康に役立つ専門知識とキャリアを積み上げ三代目院長を継承

はじめに、医師を志したきっかけや糖尿病内科を専攻した理由をお聞かせください。

髙槻信夫院長の写真1

私の祖父と父が医師で、この髙槻医院は、自宅を兼ねたこの場所で祖父の代から開業しています。患者さんを診察する父の背中を見ながら育ってきた私は、物心ついた時から「自分も父のような医師になって、地域の方たちの役に立ちたい」と思うようになっていました。
 
この地域も多分にもれず、糖尿病を始めとする生活習慣病の患者さんがとても多いんです。「いずれは父の医院を引き継いで地域医療に貢献していきたい」と考えていましたので、専門知識をもって早期発見や進行予防に努めることで、地域の方々の健康維持のお手伝いができればと糖尿病内科を専攻しました。

医院を継承されるまでの経緯を教えてください。

金沢医科大学医学部を卒業後、生まれ育った滋賀県に戻り、滋賀医科大学付属病院で初期研修を終え、そのまま糖尿病内科に入局しました。糖尿病の患者さんを中心に外来などを担当し、その後、第二岡本総合病院(現・京都岡本記念病院)の「総合診療科」に配属されました。同病院で約8年間、糖尿病だけでなく内科領域全般の疾患から救急外来まで幅広く臨床経験を積んだ後、父から髙槻医院を継承しました。

総合診療科でのご経験は、開業後も役に立っていますか?

そうですね。総合診療科というのは、「突然熱が出たけど、原因が何なのかわからない」「めまいがするけど、貧血なのか耳の病気なのか、、、」など、日常的に起こる健康問題に対して最初に対応する科です。症状はあるけれども何の病気かわからない、どの科目を受診したらよいのかわからないという患者さんを診察して、検査や治療を行ったり、必要に応じて各専門科を紹介したりします。
総合診療科での経験は、「身近にあって、どんな相談にも対応する総合的な医療」=プライマリ・ケアを担う開業医にとって必要な、幅広い知識の習得に役立ったと感じています。

2022年4月に髙槻医院を継承されたそうですね。

新しい医療機器をいくつか導入し、新型コロナ対策のための空気清浄機の設置など内装も整えて、改めてスタートを切りました。ただ、父の診療をご希望の患者さんもいらっしゃいますので、当分の間、父には副院長として週1回午後だけ予約制で診療を受け持ってもらっています。

髙槻医院の外観の写真
駐車場も完備していて通いやすい
髙槻医院の院内の写真
待合室は、すっきりとしながらも温かみのある空間に