地域のかかりつけ医として、患者が納得して満足できる医療の提供に尽力
スタイリッシュで素敵な内装ですが、こだわった点はありますか?

ありがとうございます。じつは、外観・内装ともに医療機関の設計に精通している設計士さんにほぼおまかせしました(笑)。ただ、待合室はカフェのようなくつろげる空間にしたいと希望を伝え、WiFiや電源も完備しました。混雑時にはどうしても患者さんをお待たせしてしまうことがありますので、パソコンで作業する方にも利用していただいて、快適にお過ごしいただけると嬉しいです。
院内の設備としては、一般外来と区別した感染症室を設けました。9つある診察室のうち3室を発熱患者さん専用にして、入口からの導線も完全に分けています。空気感染を防ぐために気圧を下げた陰圧室にしていますので、感染症流行時にも安心して受診していただけると思います。
先生が日々の診療で心がけていることを教えてください。
患者さんと信頼関係を築き、満足して帰っていただける診療を目指しています。そのためにも、診察中は必ず患者さんの目を見てお話し、治療方針も納得いただけるようにていねいに説明することを心がけています。
また、呼吸器内科では、咳や呼吸の苦しさを抱えて受診される患者さんがほとんどですから、検査をしっかり行い、適切な診断と治療で今後の道筋を示してあげることが大切だと考えています。遠方から当院を頼って来てくださる方もいますので、専門医としてのこだわりを持って、患者さんの期待に応えられるように努めています。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?
囲碁が好きで、かれこれ30年以上続けています。囲碁は“運”の要素がほぼない実力勝負だけに、勝ったときはすごく嬉しいのですが、逆に負けると本当に悔しいですね。難題を克服するのが好きな自分としては、ストレス解消になっているときもあるし、ストレスが溜まるときもあります(笑)。最近は休日も仕事をしていることが多いのですが、時間ができたらのんびり楽しみながら碁を打ちたいと思っています。
さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

繰り返しになりますが、地域のかかりつけ医として一般的な症状や疾患に幅広く対応していますので、今後も適切な初期診療で患者さんが必要な医療への橋渡しに努めていきたいと思います。呼吸器内科では、長年培った技術と経験を活かし、専門的な診療を行っていますので気軽にご相談ください。
また、患者さんを長時間お待たせすることがないように、呼吸器系の医師を増員するなど診療体制を強化していくことも考えています。これからも地域の皆様に頼りにされるクリニックとして、スタッフ一同尽力してまいります。お困りのことがあれば、いつでもご来院ください。