患者一人ひとりに寄り添う親身な診療と“患者ファースト”がモットー。予約システムやオンライン診療など受診環境の改善にも取り組む
日々の診療で大切にされていることを教えてください。
【中島院長】どんなに小さなことでも気軽にご相談いただけるよう、親身な診療を心がけています。中には「専門外ではないか」と思われるようなご相談を受けることもありますが、そんなときこそ、父に教わったようにまずは聴診器を当てて診察し、必要があれば適切な専門医をご紹介するようにしています。丁寧に、心を込めて対応する姿勢が伝わるのか、長年通ってくださっている患者さんや、ご家族・ご友人をご紹介くださる方も多く、ありがたく思っています。

【佑樹副院長】患者さんは、何かしらの不安や苦痛を抱えて来院されるわけですから、その気持ちに寄り添い、少しでも状況がよくなるよう力を尽くすことを大切にしています。
診療にあたっては、常に「患者さんの立場」から見て、本当に安全で納得いただける検査や治療かどうかを意識しています。「なぜ薬を飲む必要があるのか」「どうすれば症状を改善できるのか」を丁寧に説明し、患者さん自身が自分の健康に主体的に関わることを支援したいと考えています。
当院はアットホームな雰囲気のクリニックで、経験豊富なベテラン看護師も多く在籍しています。スタッフも一丸となって、患者さんの不安や心配に寄り添えるよう、日々心がけています。
東松戸駅と直結していて、とても利便性の高い立地ですね。院内も落ち着いた、くつろげる雰囲気が印象的です。
【中島院長】はい。東松戸駅からはバリアフリー通路で直結していますし、院内も段差のないバリアフリー設計にしていますので、足元に不安がある方や車椅子をご利用の方にも、安心してお越しいただけると思います。雨の日でも濡れずにご来院いただけるのは、患者さんにとっても便利かなと思いますね。院内は木目を基調とした内装にしており、少しでも落ち着いて過ごしていただける空間になっていれば嬉しいです。
予約システムやオンライン診療の導入など、受診環境の整備にも積極的に取り組まれているそうですね。
【佑樹副院長】はい。私自身がまさに働き盛りの世代で、日々時間に追われる立場にありますので、患者さんの時間もできる限り無駄にしない診療体制を整えたいと考えています。
その一環として予約システムを導入し、待ち時間の短縮を図っています。また、生活習慣病など慢性疾患の経過観察であれば、内容によってはオンライン診療でも対応可能です。外来とオンラインをうまく組み合わせながら、ライフスタイルに合わせた柔軟な診療を提供し、時間的な負担を少しでも軽減できるよう努めています。
お忙しい毎日かと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?
【佑樹副院長】もともとスノーボードや野球など、スポーツが好きなんですが、いまは子育て真っ只中。休日はほとんど子どもと一緒に過ごしています。
少し遠出をして大きな公園に出かけたり、以前は三重県までラッコを見に行ったこともありました。子どもが楽しそうにしている姿を見ると、それだけでリフレッシュになりますね。
さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

【中島院長】近年、咳の症状でお悩みの患者さんが非常に増えています。気管支喘息の初期症状や咳喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など、呼吸器疾患の見逃しを防ぐため、丁寧な診察を心がけています。より専門的な検査や入院が必要と判断した場合には、速やかに連携医療機関へご紹介していますので、安心して受診してください。
私は、病気そのものだけでなく、患者さんの全身状態を総合的に診ることを大切にしています。どんな小さなことでも構いませんので、どのようなことでも気軽にご相談ください。
【佑樹副院長】咳に関する診療は、父が長年取り組んできた領域であり、困っている患者さんが多い分野です。私も父から喘息診療のノウハウを引き継ぎ、喘息の最新治療や診断法についても学んできました。今後も咳でお困りの方々を助けていきたいと思っています。
また、呼吸器疾患や生活習慣病に隠れている心臓病の早期発見にも力を入れています。将来的には、循環器の専門性を活かし、心臓リハビリテーションの導入にも取り組むことで、重症化の予防にもつなげていきたいと考えています。 父と同様に、私も専門にとらわれず、全身を幅広く診る姿勢を大切にしています。どのような症状でも、まずはお気軽にご相談ください。