更新日: 2024-08-30

基本情報

名称:
伊勢崎スポーツ整形外科医院
診療科目:
整形外科, リハビリテーション科
住所:
〒 372-0834
群馬県伊勢崎市堀口町586-1

電話番号0270-31-2233電話
する

JR両毛線・東武伊勢崎線伊勢崎駅から車で約15分、本庄早稲田駅線東京福祉大バス停から徒歩5分の場所にある「伊勢崎スポーツ整形外科医院」。ひと際目を引くのが、30台収容の大型駐車場とフットサルコート並みの広さの屋外人工芝施設だ。
院長の佐藤直樹先生は、膝関節を専門とする整形外科専門医※1で、群馬大学医学部附属病院をはじめ地域の基幹病院に長年勤務。同大学病院では「膝関節チーム」のリーダーを務め、伊勢崎市民病院では整形外科部長の要職を担ってきた。臨床においては、スポーツ障害や外傷、骨折、変形性膝関節症などの診療に幅広く携わり、手術では群馬県内初の患者の実物大骨モデルを使用した人工膝関節の導入や、スポーツを可能にする膝の靭帯4本を温存した人工膝関節置換術など、数々の高難度の手術も扱ってきたエキスパートでもある。

2016年に同院の前身・前原整形外科の院長を引き継いでからは、伊勢崎市民病院で月2回の外来と手術を受け持ちながら、地域では、幅広い年代層に質の高い整形外科診療を提供。2018年には、佐藤先生が得意とするスポーツ整形外科を全面に打ち出す医院名に改称し、整形外科医院では珍しい広い屋外リハビリテーション施設を併設。リハビリテーション医療にも力を注いでいる。「患者さんの『良くなりたい』という思いを応援するサポーターであり続けたい」と語る佐藤先生に、同院の特長や今後の展望などを伺った。

※1日本整形外科学会整形外科専門医

大学病院等で高度な手術も扱ってきた膝関節のスペシャリストが、一般整形外科からスポーツ整形外科まで幅広い医療を提供

はじめに、佐藤先生が医師を志したきっかけと、開業までのご経歴をお聞かせください。

佐藤 直樹先生の写真
医師になろうと思ったのは、高校1年生のときに、友人に勧められたからなんです。その友人は、子どもの頃から医師を目指していたそうで、医師の仕事の素晴らしさを聞かされているうちに、私もその気になりまして(笑)。とても楽しい仕事にめぐり会えたので、医師になって良かったと思っています。

群馬大学医学部に進学し卒業後、同大学の整形外科教室に入局しました。その後、群馬中央総合病院、群馬大学医学部附属病院、公立富岡総合病院、深谷赤十字病院、伊勢崎市民病院、善衆会病院などに勤務し、その間に整形外科専門医の資格も取得し、2016年に当院の前身の「前原整形外科」を引き継ぎ、院長に就任しました。

勤務医時代は、主にどのような疾患を診療されてきたのでしょうか?

私は、整形外科の中でも「膝関節」を専門としており、スポーツによる外傷、加齢などによって起こる膝の半月板損傷や靭帯損傷、変形性膝関節症などの診療に携わってきました。治療としては、保存療法と呼ばれる薬物療法や運動療法のほか、小さな傷ですむ低侵襲の関節鏡下手術として前十字靭帯再建術、半月板手術、膝関節を人工物に置換する人工膝関節置換術、骨切り術などさまざまな経験を積んできております。

伊勢崎市民病院では整形医外科部長と要職にも就かれてきた佐藤先生が、開業医へと転身されたのには、なにかきっかけがあったのでしょうか?

実は、私としては開業医になることは、あまり考えていなかったのです。しかし、年齢を重ねれば、病院の中で求められる役割や立場も変わってきます。現場の第一線を後進に譲る時期も、いずれはやってきます。今、当院を手伝ってくれている妻からの、「10年後、医師としてどうありたいかを考えたほうがよい」という意見も重く受け止めまして、開業医として地域医療に取り組むことを決めました。その傍ら、現在も月2回、伊勢崎市民病院で外来を受け持ち、人工関節置換術などの手術にも携わっています。

2018年に「伊勢崎スポーツ整形外科医院」に名称変更されていますが、どのような理由からですか?

前院長の前原先生から医院を引き継いで1年半ほど経ちましたので、そろそろ自分のこだわりというのか、当院の得意とする分野を全面に打ち出したいと考えたのが名称変更の大きな理由です。医院名の発想は、ごくシンプルなんです。当院の所在地と“スポーツ整形外科”を扱うクリニックだと分かるように「伊勢崎スポーツ整形外科医院」に改称しました。

伊勢崎スポーツ整形外科医院の外観の写真
利根川からも近い緑豊かな場所にあり、約30台停められる駐車場も完備
伊勢崎スポーツ整形外科医院の院内の写真
窓から明るい光が差し込む受付・待合スペース

貴院には、とても広い屋外リハビリ施設が併設されていますね。

伊勢崎スポーツ整形外科医院の屋外施設の写真

「スポーツ整形外科」を打ち出すからには、スポーツ障害やケガの診断・治療だけでなくリハビリテーションによって、アスリートや小学生からシニアのスポーツ愛好家の方々が競技に復帰できるまでをしっかりと支援していきたいと考え、面積約200平方メートル、フットサルコートくらいの広さの人工芝の屋外リハビリ施設を新設しました。競技動作に近い状態のアスレチック・リハビリテーション※2ができる施設だと自負しています。

※2スポーツ活動など、より高い活動レベルへ復帰するためのリハビリテーションのこと