更新日: 2025-05-09

基本情報

名称:
横田耳鼻咽喉科医院
診療科目:
耳鼻咽喉科, 気管食道外科
住所:
〒 390-0313
長野県松本市岡田下岡田220-1

電話番号0263-46-8881電話
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患者のニーズを的確に捉え、安心と満足を提供する診療に努める

日々の診療で心がけていることを教えてください。

横田 耕二先生の写真

やはり、患者さんに満足していただける診療を行うことを第一に考えています。そのために、まずは患者さんのお話にしっかり耳を傾け、不安や疑問を解消しながら、納得のいく治療ができるよう努めています。特にアレルギー性疾患は、原因となるアレルゲンを完全に取り除くことが難しく、体質による影響も大きいため、根本的な完治が難しい病気です。
だからこそ、患者さんとの信頼関係が何よりも大切であり、一人ひとりの症状や生活環境に合わせた適切な治療を行い、効果を丁寧に確認しながら、症状の緩和につなげることを常に心がけています。

貴院のホームページには、子どもの中耳炎への対応方法や鼻、のどに関する専門的な情報が掲載されていますが、どのような思いから取り組まれているのですか?

当院のことをよく知り、安心して治療を受けていただきたいという想い、そして受診のタイミングを逃さず、症状が重くなる前に適切な診察を受けてほしいという願いを込めて情報発信を行っています。例えば、中耳炎は、痛みが鎮痛薬で治まったとしても、聞こえづらさが残る場合は完全に治癒したとはいえません。そのまま放置すると、気づかないうちに滲出性中耳炎へ移行し、治療が長引くこともあります。そうなる前に受診し、適切な治療を受けてほしいと考えています。

また、スギ花粉症に関しても、松本地区では例年3月頃から花粉が飛散し始めるため、2月中旬頃から抗アレルギー薬を服用することで、症状を軽減できることがあります。このように、事前に知っておくことで対策ができる情報も積極的に発信し、患者さんの健康管理に役立てていただければと思っています。

お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?

忙しい日々のなかでも、私の楽しみはチョウの撮影です。気づけば40年ほど続けている趣味ですね。
なかでも、春はギフチョウを追いかけるのが一番の楽しみです。ギフチョウは日本固有種で、春にしか姿を見せず、「春の女神」とも称されるほど美しいチョウです。松本市周辺にも生息しているので、野山を歩きながら見つけ、カメラに収めるひとときは格別ですね。撮影した写真は院内にも飾っています。患者さんにも楽しんでいただきながら、少しでも季節の移ろいを感じてもらえたら嬉しいですね。

さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

横田 耕二先生の写真

これからも、患者さんのニーズを的確に捉えながら、質の高い医療を提供していくことを大切にしていきます。根治が難しい病気であっても、症状が和らぎ、診療に満足して帰っていただけるよう努めるという姿勢は、今後も変わりません。
また、当院では「音声言語障害」「顔面神経麻痺」「味覚・嗅覚障害」「甲状腺の異常」など、一見すると耳鼻咽喉科で診てもらえるのか迷うような症状の診療も行っています。お困りのことがあれば、どんな些細なことでも構いませんので、どうぞ気軽にご相談ください。