更新日: 2025-02-25

基本情報

名称:
四日市眼科クリニック
診療科目:
眼科
住所:
〒 510-0086
三重県四日市市諏訪栄町5-8 ローレルタワーシュロア四日市101-B号

電話番号059-355-0717電話
する

近鉄四日市駅から徒歩3分の好立地にある「四日市眼科クリニック」は、オフィスで働く現役世代をはじめ、近隣の商店街や住宅地に住むファミリー層や高齢者も通う地域密着型のクリニック。
院長の山下誠先生は、高知医科大学附属病院で幅広く眼科疾患の診療経験を積んだ後、ふとした縁から2005年に同院を継承し、20年にわたり地域医療を支えているベテランドクターだ。眼科診療のプライマリ・ケア医として、ドライアイやアレルギー性結膜炎、白内障などの診療のほか、患者数が増えている緑内障の早期発見にも注力している。土日祝日も開院し、地域住民を幅広く受け容れながら「患者さんに頼っていただきたい」と語る山下院長に、これまでの経歴や患者への想いなどを伺った。

幅広い眼科疾患の知識と経験を備えたベテラン眼科医が、プライマリ・ケア医として地域医療を担う

はじめに、山下先生が医師を志したきっかけをお聞かせください。

山下 誠先生の写真

一つ年下の妹が重い先天性疾患を持っていましたので、子どもの頃から母に連れられて病院に行ったり、児童養護施設に面会に行ったりしていました。将来の進路を考えたとき、思い描く職業はいくつかあったのですが、最終的に医師を目指したのは、医療や福祉に関わることの多い環境で育つなかで自然と医師への憧れが芽生えていたのかもしれません。

どのような理由から眼科を専攻されたのでしょうか?

数ある診療科をまわるなかで、眼科の医局の雰囲気がとても良かったのが理由です。新米の私にも優しく接してくださり、楽しそうに働く先輩方の姿を見て、眼科を学びたいという意欲が湧きました。
実際に入局してみると、眼科学の奥深さに惹かれました。人間の五感のなかでも「視覚」から得る情報は、全体の9割近くにおよびます。眼科の病気は、ただちに命に関わるものは多くありませんが、「見えない」「見えにくい」という状況は生活の質を著しく落としてしまいます。生活していく上で重要な器官である目を守る眼科医にやりがいを感じました。

開業されるまでのご経歴を教えてください。

高知医科大学(現・高知大学医学部)を卒業後、同大学附属病院の眼科学教室に入局しました。当時の高知医大は、入局した診療科以外でも研修することができましたので、私は内科と皮膚科の臨床研修も受けました。目だけを診るのでなく、内科的視点を持って多角的に診療するためのよい経験を積むことができたと感じています。
研修後は、医局関連の三好眼科、土佐市民病院眼科に勤務し、白内障や網膜疾患をはじめとした眼科疾患全般を診療し、幅広く研鑽を積みました。

いずれは開業しようと考えていたのでしょうか?

医師になったときからいつか開業したいと考えていましたが、まだまだ先になるだろうと思っていました。当院は30年以上前から四日市で開業しており、前院長の退任にあたり継承者を探されているときにお声がけいただき、ご縁があって引き継ぐことになりました。ですので、名称も「四日市眼科クリニック」をそのまま受け継ぎ、2003年から私が診療を行っています。

高知県から四日市に移られた当初はご苦労もありましたか?

苦労というのはあまり感じませんでしたが、自分で考えていたよりも早く開業医になったので、プライマリ・ケア(初期診療)を担うにはもっと学ばなければいけないという思いに駆られました。開業後の一時期は、中部労災病院の眼科に非常勤医として勤務し、手術治療の研修などを受けて技術を磨き、知見を深めました。
四日市に来て20年近くになりますが、地域のかかりつけ医としてさまざまな眼疾患を診療し、専門的な治療が必要な場合は近隣の専門病院を速やかにご紹介して、高度医療機関との橋渡し役を務めています。

四日市眼科クリニックの外観の写真
四日市駅から徒歩3分と通勤・通学途中にも通いやすい好立地
四日市眼科クリニックの院内の写真
すっきりとしたモダンな雰囲気の受付・待合室