あらゆる可能性を考えながらていねいな診察を実践。今後もかかりつけ医として地域に貢献したい
日々の診療で心がけていることはありますか？
病気を見落とすようなことがないように、患者さんが訴える症状をよく聞きながら、特定の臓器だけでなく全身を多角的に診るように心がけています。というのも、例えば心不全の場合、お腹の張りや足のむくみといった症状が出たり、心筋梗塞では背中が痛んだりと、心臓とは別の部位に症状があらわれることがあります。原因とかけ離れた場所に症状があらわれることも珍しくないので、必要に応じて検査をし、あらゆる可能性を考えながらていねいに診察するようにしています。
院内は清潔感があり、明るい雰囲気ですね。広い駐車場も完備されています。
医療を受ける場所ですから、清潔感は重視しています。特に、感染症が流行する時期は多くの患者さんが来院されるので、その対策も含めて院内を清潔に保つよう心がけていますね。当院は駅から離れていますので、車で来られた患者さんが困らないように駐車場を広く取ってあります。ただ、混雑時には待ち時間が長くなってご迷惑をおかけしてしまうことがあるので、電話での診療予約も受け付けています。もちろん、予約なしでも診察可能ですので、お気軽にご来院ください。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか？
以前は、妻とよく海外旅行に出かけていたのですが、コロナ禍以降は行く機会がなくなってしまいました。今は土日も診療しているので、気がつくと夜の11時、12時になっていたりして（笑）、自分の時間を取るのが難しいのもあります。
もともと旅行は好きなので、もう少し落ち着いたら、またどこかに行きたいですね。海外は、アメリカや北欧、ヨーロッパといろいろ行きましたが、特にメキシコが印象に残っています。リゾート地で有名なカンクーンや古代都市チチェン・イッツァの遺跡などを巡ったのは思い出深いですね。
さいごに、読者へのメッセージをお願いします。
社会に貢献したいと思って医師になり、25年間、大学病院で循環器疾患や消化器疾患、健康科学の研鑽を積んでまいりました。そこで身につけた医療技術や知識を地域の皆さんの健康増進に役立てたいと思い、この場所で診療を続けています。
今後も地域のかかりつけ医として患者さんに寄り添い、病気の治療や早期発見、予防にも貢献していきたいと考えています。より専門的な検査や治療が必要な場合は、近隣の医療機関をご紹介していますので、気になることがあれば何でもご相談ください。