更新日: 2022-04-20

基本情報

名称:
梶ヶ谷クリニック
診療科目:
内科, 消化器内科, 肛門科, 小児科, 外科, 循環器科
住所:
〒 213-0013
神奈川県川崎市高津区末長 1-23-17 梶ヶ谷Jビル 1F

電話番号044-877-0608電話
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大腸がん、胃がんでの死亡ゼロをめざして。患者さんの気持ちや要望に全力で寄り添いたい

日常の診療で心がけていることをお聞かせください。

【健院長】手遅れにならないうちに受診につながるよう、「お尻のトラブルはお任せください」ということを患者さんにわかりやすく伝えていくことを心がけています。
 
「お尻のトラブルは恥ずかしい」という感覚から、例えば、健診で便に血が混じっていると指摘されても、「痔だから」とか「痔だと思う」と、痔のせいにしてしまって、内視鏡検査を受けるタイミングが遅れてしまう方がとても多いんです。躊躇し続けて、何年か経ってようやく内視鏡検査を受けてみたら、すでに進行がんだったということもよくあります。
 
また、最近は、20代〜30代の若い人を中心に、国から難病指定されている「潰瘍性大腸炎」という病気が急増しています。この病気は、下痢、腹痛、血便などの症状があり、将来、大腸がんになるリスクが高いので、早期発見と長年に渡る地道な治療が重要です。
 
特に、便に血が混じるなど、お尻から出血がある場合は安易に痔だと思い込まず、すぐに受診していただきたいですね。
 
【友起子副院長】私は、たとえ雑談で始まる会話でも、患者さんの話をゆっくり、よく聴くことを心がけています。特に、お話好きの方は、話の最後のほうにご自分の症状を話されることも少なくないので、適切な診断をするためにも聞き漏らさないように心がけています。
 
また、院長も含め当院は、患者さんが困ったときに、「とりあえず聞いてみよう」とか、「何か知恵を貸してくれるかもしれない」というように、地域の方々にとって頼りになる存在であり続けたいと思っているんです。そのためには患者さんに寄り添うという姿勢が大切だと思うので、患者さんとしっかり向き合いながら日々診療に取り組んでいます。

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?

ユニフォームの写真
サッカーJリーグの「川崎フロンターレ」とプロバスケチーム「川崎ブレイブサンダース」をスポンサーとして応援

【健院長】最近は、サッカーやバスケの試合を観に行くことが多いですね。
 
【友起子副院長】右に同じです(笑)。
 
【健院長】私は、川崎生まれ川崎育ちで、サッカーでは「川崎フロンターレ」、バスケでは「川崎ブレイブサンダース」という地元チームがあるので、精一杯応援しています。
 
【友起子副院長】試合会場に行くたびにワクワクさせてもらっています。特に応援している選手が活躍されるとテンションがあがります(笑)。

さいごに、今後の展望や読者へのメッセージをお願いいたします。

健院長と友起子副院長の写真2

【健院長】当院は、土日も含めて週7日開院しているので、お尻のトラブルも含めて、すぐに対応します。私には、大腸がんや胃がんで亡くなる人をゼロにしたいという強い思いがあります。お尻のトラブルは、がんのような重大な病気を早期発見する大きな手がかりになり得ます。
早期発見できれば、胃がんや大腸がんは、いまや「治るがん」です。早期発見・早期治療がとても大切だということを一人でも多くの患者さんに知っていただき、とにかく早めに受診していただきたいと思っています。
 
【友起子副院長】当院は、複数の診療科があり、幅広い疾患を診療していますので、地域の方々が困った時に、いつでも気軽に相談できる場所でありたいと思っています。
病気や状態によっては、さらに適切な医療機関につなげるための中継点としての役割も果たしながら、この地域の医療を支えていきたいですね。