「ていねいな診察」がモットー。誠実な対応で、患者との信頼関係構築にも注力し、満足度の高い治療の継続に努める
日々の診療で心がけていることはありますか?
「ていねいに診察する」ということを何よりも一番に考えています。特に、呼吸器疾患というのは、現れている症状から原因を特定するのが難しいことも多いのです。聴診器による聴診も、ていねいに聴き取っていくことで、わかることも多くあります。ていねいであることは、プロフェッショナルな診療につながると肝に銘じながら、日々取り組んでいます。
それと同時に、患者さんから信頼していただけるということも、治療を進めていく上で、欠かせないことだと考えています。特に、気管支喘息やアトピー性皮膚炎のようななかなか治りにくい慢性疾患は、患者さんから信頼していただかなければ、本来うまくいく治療も頓挫してしまいかねません。常に誠実に対応していくことで患者さんからの信頼を得て、満足度の高い治療の継続につながるよう努めています。
気管支喘息のような呼吸器疾患もアレルギーも、つらい症状に長年悩まされている患者も多いと思いますが、特に印象に残っているできごとなどはありますか?
当たり前のことですが、患者さん全員が症状をうまくコントロールできたり、寛解したりするわけではないので、治療に悩み抜いた患者さんほど印象に残っていますね。ただ、その中でも、苦しんでいた症状が改善したり治療が成功したりして、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えてくださる患者さんも多くいらっしゃるので、それは医者冥利に尽きるというのか、やりがいにつながっています。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?
時間ができたときは、もっぱらゴルフに出かけていますね。あとは、車が好きなので気分転換に運転しています。ただ、目的地を定めた遠出のドライブというのはあまり好きではなくて、近くのコンビニに車で行ったりしています(笑)。運転中は一人になれるし、車中の空間が好きなんです。
それとワインも好きで、勉強がてら晩酌しているのですが、最近、私の娘がワインエキスパート資格を取ったんです。娘に先を越されちゃったので、最近は、勉強よりも飲み専門です(笑)。
今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。
当院は、高崎駅から少し離れているので、仕事や学校帰りに気軽に立ち寄るというよりは、目的をもって車やバスで受診される患者さんがほとんどです。せっかく受診してくださった患者さんみなさんが納得し、満足のいく診療をしていくというのが、今後も変わらず当院の目標です。
やはり、患者さんに「ここに来てよかった」と喜んでいただけるのが一番です。これからも一生懸命、ていねいに、より質の高い診療を目指してまいりますので、気になる症状や健康に関する心配ごとなど気軽にご相談ください。