女性医師との二人医師体制で、幅広い疾患に対応。可能な限りのワンストップ診療を実施
どのような患者さんが多く来院されていますか？
当院は、一般内科や小児耳鼻咽喉科を担当する私と、呼吸器内科を専門とする遠藤友美恵先生の二人体制で診療しています。私のほうは、小さいお子さんの鼻風邪から、中高年、高齢の方の高血圧や糖尿病といった生活習慣病、腹痛、頭痛、めまい、貧血などの一般内科の疾患で受診される方が多いですね。遠藤先生が担当する呼吸器内科には、風邪や気管支炎、COPD（慢性閉塞性肺疾患）、気管支喘息、アレルギー疾患などの患者さんが多く受診されています。年齢層は幅広く、90代の曽祖父母から乳幼児のひ孫さんまで、3世代、4世代のご家族で一緒に通ってくださる患者さんも多くおられます。
医師2人体制とのことですが、患者さんにはどのようなメリットがありますか？
遠藤先生は女性医師ですので、特に、小さいお子さんや女性の患者さんで、「女性医師に診てほしい」というご要望に応えられるのがメリットの一つですね。
そして、遠藤先生は呼吸器内科を専門に経験を積まれ、常勤で当院にいますので、私の患者さんでも専門的な診療が必要だと判断したら、すぐに遠藤先生に診てもらうことができます。それぞれ専門や経験の異なる二人の医師がいることで、より幅広い疾患に対応できるので通院が一か所で済みますし、セカンドオピニオンを求めたい場合も、同じクリニックでそれぞれ別の医師の意見が聞けるので、それもメリットに感じてもらえたら嬉しいですね。
さらに、患者さんが多く来院されてじっくりお話をする時間が取れないときには、もう一人の医師が別室で詳しく説明するようにして、患者さんの不安が和らぐような工夫もしています。
院内の設備について教えてください。
肝臓や腎臓、子宮などのお腹の臓器や甲状腺、乳腺など、患者さんに負担が少なく体内のがんなどの病変を調べられる「超音波診断装置」や、肺の病気を検査する「スパイロメーター」、貧血や細菌感染の有無などを調べる「全自動血球計数器」、脂質など複数の項目が調べられる「臨床化学分析装置」など、診断に必要な検査機器を揃えています。また、小児耳鼻咽喉科も併設していますので、鼻やのどの奥をモニターに写しながら調べる「ファイバースコープ」と、鼻の処置を行う「ネブライザー」も導入しました。
なお、お仕事や家事、育児に忙しい方などのストレスとなる診察の待ち時間をなるべく短縮できるように、WEBでの順番受付を採用しており、診察の待ち人数もリアルタイムで確認できるようにしています。